地震、津波、噴火は一瞬に起こる
- カテゴリ:日記
- 2023/09/02 04:39:50
防災の日の翌日、防災訓練で疲れたと言っていると突然、地震が、間もなく津波も、そして噴火が発生、こんなシナリオが全く無いとは言えない。その他にも災害はあるが、台風や大雨などは時間的余裕があるが、地震、津波、噴火は、一瞬にして起こるので避難する余裕などないはずだ。そんな時は、瞬時に逃げ場を決断しなければいけない。
東日本大震災を例にすると瞬時の判断で、高台に逃げた人は助かっている、まぎれもない事実である。もし過去の大地震を教訓とするならば、瞬時の判断が生死を分けることになるだろう。それには今いるところの地形の状況を把握しておくことだ、自宅にいれば自宅の周囲を、旅行中であれば旅行先の地形を、知っておくことが逃げるための判断に活かせることになるはずだ。
今起きるかもしれない南海トラフ大地震は、東日本大地震以上の大惨事が予想されている、いつどこで出くわすか分からない大地震には、瞬時の判断を下す時がいつか必ずやって来る。
あっ、それから忘れていけないことは、携帯電話が使えなくなることだ、その理由として、地震や津波により通信設備の破壊である、今は至る所にアンテナが設置されているが、簡単に設置してあるがゆえ、衝撃で破損し易くもなっている。通信ケーブルが寸断したり水浸しになれば、電話は使えなくなる。それから設備破損以外に交換機のパンクを防ぐために通信規制を行うので、地震発生地とはつながらないと見たほうが良い。災害発生時は、全国から災害地に一斉に電話がかかるので、携帯電話は使えないと思っていなければいけない。
ところで今週、アメリカのフロリダ半島を襲ったハリケーン・イダリアは、風速55mで住宅を破壊し、車を宙に飛ばす勢力で、大被害の爪痕を残した。過去100年で最強と言われるほどのハリケーンは、3兆円の被害額を出し過ぎ去っていった。後には、水没した町が残っていただけである。
さて日本では、台風11号と台風12号が移動中であり、その間に新たな台風が発生しそうな気配もある。日本の南の気流は、太平洋高気圧の影響で、すべて東シナ海へ向かっているため、台風は一度九州の西へ向かうが、そこからUターンして日本へ到来する見込みだ。上陸しなくともすでに知らぬ間に秋雨前線が横たわっているので、日本海側で大雨を降らせることになる。しかも今回は、台風11号と台風12号の動きによって、秋雨前線がどう刺激されるか全く予想できない状況になるから、行楽には十分気をつけたい。
今日は、土曜日であり車もガソリン代が高いので、いつもの山歩きに出かけた。山道は、ところどころ玄武岩だろうか、岩だらけの道であったり、赤土の関東ローム層であったり、また山道の片側は崖でありスギ林になっているものの、転んだりすれば数メートル下まで落ちるのは明らかだ。さてここでふと思ったのは、過去最大の地震が今起きたらどうなるのだろうか、岩が砕けて転がりだしたり、杉の大木が根元から倒れてきたり、一体どういう状況になるのか想像してみたが全くイメージが描けない、しかし崩れるのは全部であるはずが無いので、安定しそうな場所を瞬時に見つけて移動するしかない、逃げるしかないと感じた。やはり災害発生時は、その場で瞬時に逃げることを考えていなければ体が動かないだろう。