寒気はすでに日本列島上空に広がる
- カテゴリ:日記
- 2023/10/08 04:06:21
大方の人は、今年は夏の暑さが冬まで残ると思っているだろうが、日本海の海面水温は20度以下に下がっているので、暖かい冬にはならないと考える。すでに上空3000mは、日本海から東日本まで寒気に覆われており、南に離れた太平洋高気圧の北の縁にあたる日本上空は、北西の気流が大陸からの寒気をいっそう引き込んでくるだろうし、寒気は太平洋高気圧にも流れていくだろうから、太平洋側も気温が下がるものと推測する。今年は、北半球の寒気が先週あたりから広範囲に広がってきているので、年末には大雪の恐れもあるだろうから、今から備えておく必要がある。
さて昨日は、天高く馬肥ゆる秋の1日だったが、今日は前線が通過するので、寒い1日になるだろう。ただこれは地上の話であって、秋は行楽に良いからと言って、山岳登山に思い付きで行っては危険な目に遭うリスクがかなり大きくなる。山岳と言えば当然のこと2000m級以上の高山になるわけで、この時期でも気温は氷点下になることは多々あるので、厳冬の地に行くつもりで装備しておかないと動けなくなる危険がある。運が悪ければ、高山はこの時期に雪も降るので、体温を奪われる危険が大いにあるから、にわか登山は絶対に止めてプロ登山者と同行するべきである。とにかく今年は富士山ブームで、にわか登山者が多い気がする。
今週に入ってから急に寒くなってきたので、そろそろ鍋物が欲しくなる気分であるが、今日は天気も下り坂なので、庭の手作り釜戸で薪を燃やして栗を茹でてから、薪でできた炭で焼き芋を作ってみようと思っている。その後に里芋で鍋を作るのも良いかなぁと、自給自足生活を満喫する日曜日になりそうである。
今日は、三連休の中日であるが、天候は下り坂なのでお出かけには向かないだろう。三連休が過ぎても台風15号の影響が出てきそうなので、秋晴れは続かないと思われる。現在台風15号は、グァム島の東沖の北緯10度くらいにいるが、西へ進み北緯20度くらいから北へ向きを変えて、日本列島へ向かう可能性がある。まだ直撃するか分からないが、台風が近づけば北の大陸からの寒気を引き込むので、北風が吹いて寒い冬のような日が続くと思われる。台風15号は、厳冬の使者となるかもしれないだろう。
さて今朝も、昨晩からしんしんと冷え込んでいて気温は11度だ、3日前くらいから布団を被らないと寒くて寝ていられなくなった。ストーブも点けたいくらい冷え込んでいるが、灯油を使う人、エアコンを使う人、今から暖房を入れたい気分になるが、我が家には石油ストーブもエアコンもない。なぜかと言うとエネルギー価格の上昇を予想して単に入れなかっただけである、将来的に年金では厳しい生活になるのは明白であるから、その代わりに薪ストーブを設置した。もちろん薪を買っていたのでは、とんでもない高額の燃料費になってしまうが、畑に行けば間引きした栗の枝が大量に転がっているので、かき集めてこなければならないのであるが、暖房費にびくびくする必要が無いので精神的に安心が出来る。薪ストーブの利用者で苦労するのは、薪の確保だろうけど、植木職人や解体屋とお友達になれば、いくらでも無料で薪が手に入るので、工夫次第で物価高騰を乗り切れる。ただアパートやマンションでは、薪ストーブは残念ながら使えませんね。
ところで寒くなってくると費用がいろいろと増えるものであるが、食材費と暖房費だろう、食事に関しては暖かい鍋物が欲しくなるから、具材が増えるし、電気や燃料を多く使うことになる、暖房費は寒くなるほど増える、そこに固定資産税や市民税などの固定費が加わるので、厳冬になれば支出が増加することは明らかなので、自給自足あるいは質素倹約の生活にならざるを得ない時代がやって来るだろう。政府が減税などと言っているが、もともと収入が少ないから税金を減税しても関係ないし、財源の当てもない補助金がいつまで続くか疑問である、物価高騰は円安が続く限り元に戻らないので、厳冬に備えて収支の精査をあらかじめ行っておく必要はあると考える。