Nicotto Town


彩の松ちゃん


低所得者ほど所得減税に興味は無い

会社員を引退してしばらく経つが、毎月給与が入るわけでもなく銀行通帳を見る楽しみもないが、引かれるものはしっかりと引かれているので、残高確認は怠ることは出来ない。物価対策に、所得減税が浮上しているが高額所得者には嬉しいだろうが、もともと所得税も払えていない人には何の恩恵もないわけだ。低所得者が困窮しているのは、食料品や生活用品の購入ではないかと思うので、消費税減税のほうがよほど有り難いと思うのだけれど、消費税を減税することは皆無であろう。最大10%まで増税してきた今までの経緯が無駄になる恐れがある、一時的でも消費税を減税すれば元の税率に復活することが出来なくなる可能性が大きい。だから一般的に高齢者の低所得の人には、減税はほとんど関係ないと考えているのではないだろうか。私の場合は、確定申告で所得申告なので、所得税減税は来年の4月頃になるだけなので、あらかじめ支払う予定の所得税は確保しておかなければならないので、毎月の生活費に全く関係ないから耳を傾ける気にもならないのである。

もしも選挙対策の所得減税なら、低所得の高齢者の投票率を上げる政策を考えたほうが、もっと理に適っているのではないだろうか。ただ現在の物価高は、どんな政治家でも秘策は持っていないと考える。そんな神様のような政治家がいたら、誰でも投票するだろう。日本で物価が高騰しているが、世界でも同じことが言えるわけで、一時的な物価高と言うより、自然的な物価上昇と考えて、将来展望を考えたほうが新たな発想が生まれる気がする。過去に物価が下がった時代があったのか、覚えていないのである。

政府が、単なる物価高に伴う今年の税収増に対して、国民に還元するとあるが、物価高分の税還元なので、物価高を補うような還元があるとは考えられないので、あまり期待はしないほうが良さそうだ。まして所得減税で行うなら、来年4月までは全く恩恵が無いので、物価高対策は個人的には何の足しにもならないのである。確定申告税分は確保しておかなければならないので、全く関係ないと言ったほうが良いだろう。

 

さて今の物価高であるが、近い将来に物価が下がるとは全く思えない。特に食材の値上がりが生活に直結するので、食材の確保に工夫が必要だろう。今年は、赤トウガラシが良く栽培できたので、乾燥させてから輪切りにして冷凍してあるので、辛味調味料は全く買っていない。他には、固いカボチャもぶつ切りにして冷凍してあるので、食べたい時に食べれるので食材の値上がりも気にならない。また今は、栗の時期であり栄養豊富なので、たらふく食べたいところだが無理なので冷凍しておくが、栗は茹で時間が長いので、外の手作り釜戸にデカい鍋を載せ、グツグツ時間をかけて茹でるのも秋を感じながらの電気代節約となる。物価高対策は、個人で生活スタイルが違うだろうから、創意工夫と質素倹約で乗り切るしか方法が無いだろう、自然に物価が下がることは考えられないからだ。

ところでここで減税論を書いていると、給付措置も必要ではないかと言う展開が出て来そうだが、ならばマイナンバーカード公金口座の早期登録を促進する絶好のチャンスと思うのだが、発想がそこまで及ぶのか、高みの見物となりそうだ。

 

 

ここで話を変えるが、今年は、10月まで毎月値上げがあったが、試しに11月も値上げがあるのか検索してみたら、生活関連にもたくさんありますね。何の商品か書ききれないので書かないですが、収入が変わらないのだから買うのを控えるしかない。買い控えで経済が回らないと言うかもしれないが、金が無いのだから買いたくても買えなくなるのは当然のことである。どの商品でも原材料費が上がっているし、賃上げと言うからには人件費も上がるので、商品にかける総費用が減ることは無いため、同一商品でも費用を吸収できなくなるから物価は天井知らずで値上がりするとみる。

政府がどんな政策を思いつこうと世界的な原材料費の高騰の中では、一時しのぎ対策は焼け石に水にしかならない。ただ値上げしたから景気が上向くかと言うと、費用で消えるだけだから儲けにはならないだろう。先ずは本当に困窮する世帯があるならば、申請により救済するのも一つの方法ではないか。国民全員が困窮しているとは思えない、値上げに対しては質素倹約を行えば生きていくことは出来る。物価が下がることは夢ではないだろうか。経済対策にあらゆる手段を総動員するとも言っているが、そんなものがあったらとっくにやってもらいたいところである。経済は自然の流れで動く、いわゆる自然現象だ、自然に立ち向かうことじたい無茶があるのではないか。
 
ところでお金と言えば、昨日から全銀システムがシステム障害で今日も復旧していないようだが、昔は全銀協と言っていたが大規模故障があったような記憶は無いが、これだけ時間がかかるとは何かあったのかと思ってしまう。よくシステムの世界では、異常時に不具合とか故障とか、そのような回答を耳にするだろうが、その中身については書かれることはほとんどない。実際のところ通常運用でそんな大規模な不具合や故障が発生するようなネットワークは組んでないはずだ、予備系に切り替えるとかして復旧手順に従って回復させるだろう。これも国民への影響度から考えて調査を求められるのではないだろうか。
 
さて話はロシア訪問の某国会議員は、除名ではなく離党で決着をつけたようだが、今後は無党派で議員活動を続けることのようであるが、恐らくどの党から見ても戦争中のロシアと交渉することじたいがタブーと認識していると思うが、果たして北海道民の支持がどこまで得られるのだろうか。北海道民もロシア支持なのかと思われることもあるのではないだろうか、実際のところよく分かりませんが。ロシアは正反対のことしか言わないので、停戦をしたいと言うなら停戦はあり得ないことだと確信する。




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