低所得者ほど所得減税に興味は無い
- カテゴリ:日記
- 2023/10/11 10:27:22
会社員を引退してしばらく経つが、毎月給与が入るわけでもなく銀行通帳を見る楽しみもないが、引かれるものはしっかりと引かれているので、残高確認は怠ることは出来ない。物価対策に、所得減税が浮上しているが高額所得者には嬉しいだろうが、もともと所得税も払えていない人には何の恩恵もないわけだ。低所得者が困窮しているのは、食料品や生活用品の購入ではないかと思うので、消費税減税のほうがよほど有り難いと思うのだけれど、消費税を減税することは皆無であろう。最大10%まで増税してきた今までの経緯が無駄になる恐れがある、一時的でも消費税を減税すれば元の税率に復活することが出来なくなる可能性が大きい。だから一般的に高齢者の低所得の人には、減税はほとんど関係ないと考えているのではないだろうか。私の場合は、確定申告で所得申告なので、所得税減税は来年の4月頃になるだけなので、あらかじめ支払う予定の所得税は確保しておかなければならないので、毎月の生活費に全く関係ないから耳を傾ける気にもならないのである。
もしも選挙対策の所得減税なら、低所得の高齢者の投票率を上げる政策を考えたほうが、もっと理に適っているのではないだろうか。ただ現在の物価高は、どんな政治家でも秘策は持っていないと考える。そんな神様のような政治家がいたら、誰でも投票するだろう。日本で物価が高騰しているが、世界でも同じことが言えるわけで、一時的な物価高と言うより、自然的な物価上昇と考えて、将来展望を考えたほうが新たな発想が生まれる気がする。過去に物価が下がった時代があったのか、覚えていないのである。
政府が、単なる物価高に伴う今年の税収増に対して、国民に還元するとあるが、物価高分の税還元なので、物価高を補うような還元があるとは考えられないので、あまり期待はしないほうが良さそうだ。まして所得減税で行うなら、来年4月までは全く恩恵が無いので、物価高対策は個人的には何の足しにもならないのである。確定申告税分は確保しておかなければならないので、全く関係ないと言ったほうが良いだろう。
さて今の物価高であるが、近い将来に物価が下がるとは全く思えない。特に食材の値上がりが生活に直結するので、食材の確保に工夫が必要だろう。今年は、赤トウガラシが良く栽培できたので、乾燥させてから輪切りにして冷凍してあるので、辛味調味料は全く買っていない。他には、固いカボチャもぶつ切りにして冷凍してあるので、食べたい時に食べれるので食材の値上がりも気にならない。また今は、栗の時期であり栄養豊富なので、たらふく食べたいところだが無理なので冷凍しておくが、栗は茹で時間が長いので、外の手作り釜戸にデカい鍋を載せ、グツグツ時間をかけて茹でるのも秋を感じながらの電気代節約となる。物価高対策は、個人で生活スタイルが違うだろうから、創意工夫と質素倹約で乗り切るしか方法が無いだろう、自然に物価が下がることは考えられないからだ。
ところでここで減税論を書いていると、給付措置も必要ではないかと言う展開が出て来そうだが、ならばマイナンバーカード公金口座の早期登録を促進する絶好のチャンスと思うのだが、発想がそこまで及ぶのか、高みの見物となりそうだ。
ここで話を変えるが、今年は、10月まで毎月値上げがあったが、試しに11月も値上げがあるのか検索してみたら、生活関連にもたくさんありますね。何の商品か書ききれないので書かないですが、収入が変わらないのだから買うのを控えるしかない。買い控えで経済が回らないと言うかもしれないが、金が無いのだから買いたくても買えなくなるのは当然のことである。どの商品でも原材料費が上がっているし、賃上げと言うからには人件費も上がるので、商品にかける総費用が減ることは無いため、同一商品でも費用を吸収できなくなるから物価は天井知らずで値上がりするとみる。