今日は秋晴れでも60代は現役世代か
- カテゴリ:日記
- 2023/10/12 00:08:17
今日は、大陸からの移動性高気圧に覆われ気持ちの良い秋晴れとなるだろう。ただ気圧配置は、西高東低の冬型であり、台風15号の接近もあり、北風が冷たく感じる晩秋のような1日だろう。
さて昔なら60歳定年で60代は暇を持ち余していたかもしれない世代であるが、今は70歳まで働ける企業もあるので、60代で働く人はかなり多いのではないだろうか。特に何歳まで働けと言うことはしないが、60歳過ぎてからも50代の延長と考えて働くことは出来ないだろう。仕事の内容にもよるが、肉体的にも精神的にもストレス量にも影響をかなり受けるので、気づかないうちにかなりの疲労度を受けている。一旦現役を離れると分かるが、相当無理をしていたと感じてくるので、現役に戻ることなど不可能である。
まして60代となると体のあちこちに不調が出てくるので、バリバリの現役世代とは扱われにくくなるだろうが、物価値上げが続く最近の経済状況では働かなければならない事情もあるのは確かだが、いつかは働けなくなる時期もやって来るのも確かだ。今日は、そろそろと思いながら近所の病院に人間ドックの申し込みに行ってきた、現役時代は会社が面倒を見てくれたが、自由人の今は自分で健康管理するしか病気にならないための術はない。人間ドック費用は、約7万円かかるが市から少し補助が出るから、病気になるよりはましだ。働くとは、企業に勤めることだけではないので、個人的には自営で小銭を稼ぐしかないが、飲み代が有るのと無いのとでは、秋晴れの空を仰いでも気分は全く違うものになる。今日などは、低山の山歩きの平日ハイカーも多いような気がするが、人生働きづめも健康あってのものである。
そこで気づくのは、仮に70歳まで働いたとして、そのあとはどうする?と思うのだ。子どもがしっかり面倒見てくれるならよいが、孫に小遣いをあげなければいけないし、やはり小銭は必要になってくる。まして1人暮らしなら生活費を維持しなければならない、たとえ年を取ろうが食費や光熱費は少なくなることは無い。たとえ空が秋晴れでも、気持ちが秋晴れになれる高齢者がどれだけいるのだろうか、今日は何も考えず秋晴れを楽しもう。
ところで大変だ、台風15号の勢力が最大のスーパータイフーンに達する。今朝の気圧は、895hpaで最大瞬間風速85m/sまで巨大となるが、幸いにも関東へ近づかずに東へ離れて行ってしまうので命拾いと言ったところだ。もし台風15号が、もっと西へ移動していたら本州へ上陸もあっただろうが、本当にラッキーと受け取るしかないだろう。ただ今回これだけ大型になった理由が見つからない、今後このようなスーパータイフーンが日本に上陸する可能性は大いにあるから、原因は分析しておきたい。
さて物価高による減税対策であるが必要かもしれないが、財政状況から見た場合、プライマリーバランスは昔から歳出が税収を上回っているうえ、2000年代に入りますます歳出が膨らんでいる。こんな状況で減税など出来るわけがないと思える、むしろ増税が必要なことは素人でもわかる。でも増税など行えば選挙に負けるとでも思っているに違いないが、このまま加速度的に歳出が増えれば、債務残高はみるみる増加することは確実だ。一刻も早く財政再建に舵を切らなければ、円安はどこまでも底なしで進むのではないだろうか。世界トップの債務残高の増加は、円安に拍車をかけるのではないだろうか。