暖かさは今日までか
- カテゴリ:日記
- 2023/11/06 20:00:41
今日の気圧配置は、日本の東海上に高気圧があり、朝鮮半島北部に寒気を伴った低気圧があり、両方から発生する南からの暖気流が日本列島を縦断しているので、夏のような暖かさになっている。しかし明日は、低気圧と寒冷前線が日本列島を横切るため、大雨が降るとともに寒気の影響で気温は一気にクールダウンするだろう。そのあとも寒気が入ったままなので、数日は寒い日が続くと思われる。なお昨日は、今日から雨降りと予想したが、今夜から明日になる見込みである。
さて明日以降、寒気が流れ込みやすい気象に変わっていくとしたら、いつ大雪が降るか分からないが、例年よりは早めに備えをしておいたほうが良いだろう。エルニーニョ現象が発生しているがゆえ、低気圧が通過すれば水蒸気を大量に含んだ積乱雲が発生するので、今までのように春夏秋冬に囚われないほうが良いだろう。
ところで臨時国会の熱い論戦も先週で一段落しただろう、相変わらず内閣支持率は低空飛行のままであるが、政治にもタッチアンドゴーが出来るならすぐにでもやりたいところだろうが、この状況は誰が首相になっていたとしても変わらなかったのではないだろうか。そもそも何年間経済は緩やかに成長しているというセリフを聞いたであろうか、そしていつまでも続く金融緩和が海外との経済格差にも繋がったと考えれば、今の経済は政府が負の遺産を解消しなかったから、その結果だろう。今頃、あたふたしたところで、海外経済に追いつくには相当な時間がかかる気もする。現在の物価高対策としては、賃上げを大優先にしていて、連合なども来春も前向きに賃上げするらしいが、大企業はいつでも賃上げできる体制になっているが、中小企業は儲かっていなければ賃上げなど出来ないと考えるが、現実はどうなるのだろうか。ただそれは一般企業の労働者についてであり、賃上げにならない人や自営業などは全く関係ないので、好循環できる人は限定されるから、ちぐはぐな状況が生まれそうな気がする。ただ物価を下げることは、不可能だろうから、国民全員が収入を増やす対策を考えねばならない。ただ安直な考えは、禁物なことは当然である。
さて経済対策は決まったが、数万円入ったからと言ってすぐに消費に回るわけではない、ひとまず貯蓄額を増やして置き、必要な時に小出しに使うのが一般的であろう。例えば、お惣菜を一品増やすとか、野菜を追加するとか、スーパーに少し潤いがあるかもしれないが、インボイス制度で値上がりしたものを買うことになれば、消費税収入を増やすための経済対策と言うしかない。
今の政府が、消費税減税を絶対にやらないのは、一度減税すると二度と上げられないことと、インボイス制度が関わっていると読むのだ。インボイス制度が10月から始まっているので、このタイミングで消費税減税の話はタブーなのだろう。
今日は、厚生労働省によると高齢者の年間所得410万円以上の人は、介護保険料が増額されるようだが、その代わり非課税の低所得者の保険料は引き下げると言うことだ。個人的には、どちらにも該当しないが、また致し方ないだろうと思える。ただ介護保険料を払っていた両親は、一度も利用しなかったが、何にも使うものがなかったのも事実である。まあ、募金と考えるしかないのだろう。