次の流体地震はいつどこで
- カテゴリ:日記
- 2024/01/10 07:36:20
元日に起きた能登半島の大地震は壊滅的な被害につながったが、原因は地下の流体が動いて群発地震が続いていたことが前兆であったことが証明された。群発地震により地下の水が断層に溜まっていき、断層がずれやすくなったところで、一気に断層ずれが連鎖的に起こったことで被害が大きくなった。このような複雑な断層の集まりは、日本全国に存在すると思われるので、群発地震が続くようであるならば大地震の前触れと考えて逃げる方法を用意しておくことだ。地震の発生は、必ずしも真っ昼間の天気が良い暖かい時刻に起きることはほとんどないだろうから、冬の時期は特に暖が取れる方法を考えておく必要がある。
今日は、寒気の中で西から雨雲が移動してくる、能登半島は恐らく冷たい雨あるいは雪になると思われる。関東は、雨にはならないだろうが、能登半島は、雪になったり雨になったり倒壊した家屋では生活できないから、早急に仮住居を確保しなければ今冬を乗り切るのは大変なことになるだろう。今一政府の采配が、どこまで行き渡っているのか分からないところに不満が残る。すでに今日は10日だが、現場の自治体は被災の当事者だから、客観的に判断して統制を取るのは困難と考える、外側から冷静に統制を取らなければ対応漏れもあり得ることだ。
能登半島地震で多数の家屋が倒壊しているが、耐震基準や補強、そして建物の形状や地盤の柔らかさが、様々な形で影響するとみられる。
建物の形状は、四角い形が均等に揺れるので局所的な力が加わらず倒壊しにくい、良くないのは歪な形の家だそうだ、歪なところに力が集中するので、損壊のリスクが高くなるから補強が必要だ。その点では、我が家は長方形の凸凹無しの家だから、地震での倒壊リスクはほぼ無いと考えて建てたことになる。地震大国日本ならば、長持ちさせたい家を造るにはシンプルな家を建てたほうが安全と言えそうだ。
ところで能登半島地震は、国道249号の多数の個所が損壊しているので、全貌がいまだに見えない状況であるが、すでに10日も経っているのに誰が統制を取って、速やかな復旧を目指そうとしているのか、何も感じられないのはどういうことだろうか。能登半島は、国道249号しか頼れる道路が無いから、真っ先にヘリコプターを飛ばして被害状況を把握し、実態に合った救援体制を作らねばならないだろうが、現地に行くなと言っているだけでは救援など何もできないと見えてしまっている。果たしてこの先も報道が入れないにしても、何がどうなっているのか、情報発信が無ければ地震があったことさえ国民から忘れられてしまう恐れがあると考える。
さて今年も10日が過ぎたが、通常国会は26日に召集される予定のようだが、今でも国会議員の逮捕劇があったり捜査の手はまだまだ伸びていくような気配であるが、特捜部は何が何でも還流システムの構築がどの様に作られていったかを暴きたいと考えているだろう。つまり裏金作りの黒幕が誰であるか突き止めなければ一件落着になることはあり得ないから、通常国会にどんな影響があるか、何事にも危機管理不足が露呈する場面になるのではないだろうかと思える。
能登半島地震が起きて日々感じることは、地震と言うと津波を一番心配するが、今回の地震で起きたことは陸の孤立化である。国道249号がずたずたに寸断されて救援がいつ来るか分からない状況だ。電気も水道も使えなくなっているので、備蓄も三日分では足らないことが分かる。少なくとも一週間分は欲しいところである。我が家も冷凍庫には、いっぱいに詰め込んであるが、電気が止まったらアウトだ。冷凍なので、発泡スチロールに入れれば少しは長持ちするが、せいぜい2日だろう。そのあとの食料はどうするかであるが、ジャガイモ、サツマイモ、里芋がまだストックしてあるし、鶏が卵を産むので目玉焼きは電気が無くても薪で作ることが出来る。当然米もあるので飯盒炊飯が出来るから、あらためて食材や備蓄品を揃える必要もない。水も最悪は近くの川から汲んで来ればよい、川は上流に近いので毒物は含まれないと考えるので、薪で沸騰させれば生き延びることはできるだろう。いつ何時発生するか分からない大地震に備えて、綿密な防災計画は個人でも準備しておくと万が一の時に安心できるはずだ。
今日は、1年ぶりに近所の総合病院の外来に行った。理由は、昨年の人間ドックで血圧がやや高いので、外来受診を勧められたためである。まもなく今年の人間ドックが近づいているので、外来に行っておかないとまずいかなと思ったのだ。いざ診察室に入ると女医さんから薬は飲んでいるか、自宅で血圧を測ったか、と聞かれたのち、病院での測定は高くなるほうか、と聞かれて、ハイと答えるとそういう人もいるので治療は不要ですね。そういうことで事務的に診察は2分程度で終わってしまった。とりあえずは健康なので、まぁいいかぁ~なのであった。現在、酒と塩は血圧に良くないので自粛中のため、早く人間ドックが終わらないかと待つのも限界かなぁ?。
今日も能登半島地震では、国道249号が寸断されたことにより救援作業が阻まれているため、難航していることが想像できる。そこで問題は、今後の大阪・関西万博工事と能登半島復旧工事がかち合うことになると思われる。重機の確保と作業員の確保が両方で必要になることから、災害復旧工事が優先されるはずであるので、大阪・関西万博の工事が遅れる懸念がある。今でさえ電気や水道が開通していないようなので、そのような状況で工事が出来るのか、開催日に間に合わせるつもりがあるならば本腰を入れなければならないはずだ。
ところで、いつまでもすっきりしないJAL機衝突事故であるが、一番気になるのは事故のあったC滑走路が、離陸と着陸の両用滑走路であることが、離陸または着陸の専用滑走路より、リスクがかなり大きいのではないかと感ずる。C滑走路がいずれかの専用滑走路であれば起きなかった事故ではなかったのか。現状では、運用対策で危険を回避しようとしているが、根本的な改善にはならないと考える。