天気図にない低気圧のような渦巻
- カテゴリ:日記
- 2024/02/05 23:26:35
今朝は、どんよりとした雪雲の空となっている。すでに関東まで雪雲の先端が到着しているので、まもなく雨か雪が降って来ると思われる。今日は、四国沖に発生した低気圧が太平洋の暖かい水蒸気を大量に巻き上げて、関東に近づいてくるため、普通ならば大雨となるが、今日の場合は大雪となる見込みである。なぜ大雪になるか、それは朝鮮半島の南の済州島付近に低気圧の渦があるが、天気図には表れていない。しかし四国沖の低気圧に寒気を大量に送り込む役目をすると思われるので、四国沖の南岸低気圧は関東では最強に発達すると考える。今冬は、暖冬と言われるが、太平洋の海面水温が高いため、低気圧が通過するときは大量の水蒸気が上空へ運ばれる、そこへ北からの寒気が低気圧に引き寄せられるため、大量の水蒸気が一気に冷やされ大量の雪に変化するので、大雪が降ることになる。今夜は、ビニールハウスやカーポートの積雪に注意が必要だ。
今日、午前中は、近畿地方と北九州、中国地方が大雨になっていると思われるが、夜間になって関東へ到着する頃には勢力が合体して大雪になると予想する。昼間のうちに今一度家周りを点検しておこう。雪に埋もれてしまうと後片付けが大変になるのだ。
埼玉は、昼頃から雪が降り始めてきた、1時間に1センチくらいの積雪であるが、まだ本降りになる雲は長野に到着しているところなので、夜間になって大量に降り積もると思われる、少なくとも10センチ以上の積雪となるだろう。
ところで、天気図になかった済州島付近の渦は低気圧に成長した、そして寒気を引き連れて四国沖の南岸低気圧と合体する見込みだ、そのため南岸低気圧の勢力が拡大するので、予想どおり関東では今夜大雪になると思われる。
夜20時になっても雪は降り続けている、積雪は10センチくらいであるが、雪雲は夜半前に東へ去っていきそうなので、これ以上大雪になることは無いだろう。明朝は、道路の雪かきで汗だくになりそうだが、ビールも美味そうだ。
さて埼玉は、夜半には雪は止む見込みであるが、気を付けたいのは明朝である。車道も歩道も凍結しているが、車の運転で守らなければいけないことがある。ノーマルタイヤで雪道走行は、安全運転義務違反になる。沖縄県以外の都道府県の公安委員会が定めた道路交通規則で、積雪・凍結時の滑り止め措置をとることが義務となっているため、ノーマルタイヤ走行は法令違反だ。明朝は、どこもかしこも雪道なので、誰かしらドジ運転の人がいると考えて、走行したほうが良い。安全を考えれば、運転は避けたほうが良いだろう。