今朝は、風が強く少し雲もあって、快晴とは言えないが、陽射しの暖かさは春本番を思わせる。いつものように、私達夫婦は、ペルシャ猫のチャム、アカギマダラのお蝶と、上にサボテンを置いた食卓に座り、breakfastを、楽しんでいる。

おのずと話題は、昨夜、就寝直後に発生の地震の事に。このところ(一週間に70回程)、千葉県直下や、沖を震源とする地震が、頻発している。

私　(寝入りばなを襲われるとは、正に、昨夜の
　　地震だよね。震源は千葉県東部で直下型)
蝶　(震源地の周辺は、震度4。ここは、震度３)
　　私も、眠りに入りかけた直後。フラフラと
　　少し、体が揺れました)

私は、テレビのニュースの受け売りだが、と、前置きして、皆に説明した。

日本列島は、陸側のプレートと海側のプレートの接合部の上に在る。普通、地震は、海側が陸側の下に食い込んだ後に、海側が、一気に元に戻ろうとした時に発生するエネルギー。このところ、続いている地震は、そうではなく、スロースリップと称する、ユックリと戻ろうとするメカニズムが、原因。一週間で、２cm戻った。

チャム　(まだまだ、これからも、1ヶ月程続く
　　　　らしい。こわいよね！)

私は、このチャムの発言を受け更に語り出す。

今、チャムは、(怖い)と、言ったけれども、何が怖いのだろうか？。

1. 負傷してキズつき、痛い思いをする
2. 持っている、金銀財産を失う
3. 築き上げた名誉を失う
4. 家族との別れ

その他、色々あるだろうけれど、詰まるところ死・・・死ぬことが恐ろしいんだ。けれども、死とはいったい何なのだろうか？。我々は、他者の死は目にする事は出来る。しかし、その者が、はたして、どのような気持ちで行ったのか聞くことは出来ない(死人に口なし)。そして、生者も死の経験が無ので、死の意味は分からん。

でも、(この初夏に、死を迎える)と、ハッキリ自覚している、お蝶なら、(死とは何か)を、明確に理解しているのではないだろうか！。

お蝶は、一瞬押し黙ると、徐ろに言葉を・・。

○今、わたし、死ぬこと、少しも怖くない。だって、老クスノキさんや光様と、深い深い会話を交わし、(死)の意味教えて頂いたんだもの○

そして、チャムの顔を丸く大きな瞳で、じっと見つめると、諭すように、語るのだった。

(貴方に、教えて上げましょうか！)