Nicotto Town


モリバランノスケ


意思の疎通

今日も、良く晴れた、本当に気持ちの良い日。
私達は、いつもの様に、Breakfastを楽しんだ後の
リラックス・タイムを過ごしている。それは、思い思いに、それぞれが、自分自身の好きな事をしたりしながらの、至福の時間である。

私は、文章の執筆。妻は、チェロの演奏。お蝶は、窓辺に寄り添い瞑想。チャムは器具を使っての爪研ぎ。カスタムは、先祖の生まれ故郷、メキシコに思いを馳せているかのような瞑想。いずれにしても、真の自分と向き合う為の大事で大切な(時)である。それぞれが、好きな事に専念することで、自分の(想いの世界)と向き合う。

それにしても、と、文字を書く手を休め、私は考える。こうして、私達(人間)、チャム(動物)、お蝶(昆虫)、カスタム(植物)が、言葉を話し、その意味を理解して、会話が成り立つのは、どうしてなのだろう。考えると不思議な事である。

太古の昔々、生命が誕生した、この世界の黎明期。多分、生命達は言葉を持っていなかった。
然し、水があり、雲があり、土があった。そこには、環境が織りなす様々な音が、響いていたことだろう。次第に、生命は、叫びを覚える。
その頃の生命達は、叫ぶことで、意思を確認しあっていた。叫びは、言葉、文字、の故郷。

そして、今、現在の生命達は、このことを、すっかりと、忘れてしまっている。が、改めて考えると、音楽、文学、絵画、彫刻、スポーツ等の分野では、そのことを、はっきりと確認できる。人間、民族の垣根を超えて、心、気持、等を、分かりあっているではないか!。

だから、今、我々が、この様に、会話をして、(意思の疎通)が可能なのは、不思議ではない。




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