今はインフレなのか
- カテゴリ:日記
- 2024/03/18 04:40:00
好況下でモノ・サービスの需要が増加し供給を上回ることがインフレだ。つまり消費者の活発な買い物で、モノの価格が上がって売り上げが増え給料も上がり、景気の好循環が生まれることを意味する。
現状を考えると、需要が増えてモノの価格が上がったわけではない、単に円が弱くなり円安に傾いたため為替により輸入コストが増えただけである。決して需要が増え物価高になったわけではないので、今後も消費が活発化することは考えにくい。株価も上がったが、円安による海外投資家の買いが膨らんだだけであるから、円高になれば海外投資家は撤退するので、景気指標にはならない。
また春闘で一部の人の賃金が上がっても赤字の埋め合わせに回すだけになるだろうから、ほんの一部の国民だけがデフレ脱却が出来るかもしれないが、ほとんどの国民はいっそう堅実な消費者になるだろう。
さて今日は、マイナス金利解除に関するニュースが広がるだろうが、一般の銀行は預金口座開設を期待しているだろうが、すでに政府が投資を勧めてしまった中でどれだけ預金口座を作れるかである。また海外に流出した投資資金もマイナス金利解除だけでは資金が国内に戻るとは考えにくいだろう。だからと言って金利をすぐに上げることも出来ないだろうから、円安傾向は続くことになるとすれば、為替コスト上乗せの物価高も続くことになるだろう。将来的に高齢化と人口減少は進んでいくので、高度成長時代のように需要が右上がりになることは無いだろうから、物価高であっても、やはりデフレ傾向は変わらない気がする。またマイナス金利解除により日銀へ入る金利が無くなれば、株価を買い支えた保有株も売却する必要もあるだろうから、株価にも影響することは大きいだろう。今日の株価は、39,600円前後で推移しているが、マイナス金利解除は折込済みなのだろう。
明日にはマイナス金利解除が決定される見込みになったし、僅かながら利上げに動くのであろう。そして物価上昇率を目標2%にすることであるから、物価は知らぬ間に上がると言うことだ。大企業は賃上げ5%超でウハウハであるが、零細企業や自営業、そして年金暮らしの庶民は、ますます苦しくなりそうだ。果たして全体の景気は、上向くのだろうか。個人的には、いっそう切り詰める生活を続けることになりそうだ。
今朝は、北風が吹いて真冬に逆戻りしたような天気だ。北海道の東へ移動した低気圧に向かって、大陸から寒気を引き込んだ北風が吹きつけているので、かなり寒く感じる週初めとなるが、寒気に覆われてくるため今週は寒さが続くことになる。再び冬物の衣類を探すことになるだろう。日中になっても強風は止まず暴風に近いような北風が吹いているので、外出はしないことにした。結局、夕方になってもビューッビューッと嵐のような風音が止まずに吹き荒れている。
ところで昨日行われた党大会は、予想されたように拍手の一つも出ない雰囲気で淡々と終わったようだ。そもそも火が着いた裏金騒動や懇親会騒動は消しただけではダメで、原因を特定しなければ消火活動は終わりを見ないだろう。
原因も調べず改善策も検討しないで、そのまま放置すれば、またボヤになる可能性は大いにありそうだと考える人がいるなら、支持率が上がることは無い。結局、本来の政治と関係ない騒動を国会でいつまでもやってること自体が、党代表者の責任であるし、支持率低下を招いていることに他ならないと考える。
原因も調べず改善策も検討しないで、そのまま放置すれば、またボヤになる可能性は大いにありそうだと考える人がいるなら、支持率が上がることは無い。結局、本来の政治と関係ない騒動を国会でいつまでもやってること自体が、党代表者の責任であるし、支持率低下を招いていることに他ならないと考える。
ついに多様性を名目とする過激な懇親会は、ハレンチ懇親会と命名されて英国BBCまで届いたようだ、ハレンチとは言葉が古すぎるが、世界を駆け巡るとなると、スキヤキのように世界の誰でも口ずさむかもしれない。まことに恥だ。
確かにこのような過激なショーは昔からあるが、わざわざ公の場に呼んで議員がやるようなことではない、当然マスコミの格好の餌食になることぐらい分かるだろう。
それから裏金事件の決着には、一度廃止しようとしたキックバックを復活させた張本人を特定することが、ケジメを付ける手っ取り早い方法かもしれないですね。