円相場は再び下落傾向157.60円に到達
- カテゴリ:日記
- 2024/05/01 03:01:00
今日から5月ではあるが、天気も梅雨が前倒ししたような空模様であり全く冴えない。昨夜は、円相場は再び157.60円まで到達しているが、月の変わり目とあってドル買いが進んだのかもしれない。米国は、最大規模の軍事支援をウクライナへ提供することもあって、軍事産業拡大による景気動向に左右されている可能性がある。誰が考えても有事のドル買いが続くことは当然の成り行きしかないだろう。円安は戦争終結まで続くと覚悟しておいた方が諦めがつく。
さて今日から飲食料品417品目が、平均値上げ率31%の値上げになるようだ。ただこれで値上げが終わりと言うことは無い、今の円安が物価に転嫁されてくるのは、今後の輸入価格に影響してくるから、秋には最大の物価値上げの大波が押し寄せるかもしれない。
ここで新しい情報だが、電気代の割引は5月分使用まで延長されて今まで通りの割引率のようだ、大手電力会社で1キロワット時あたり3.5円で割り引かれている。ただこのままだと夏の暑い時期に値上げが予定される、エアコン需要が増えるためいっそうの値上がり感を感じることになる。円安の影響を受けて、電気代が高騰することも覚悟が必要かもしれない。
電気代の割引が無くなった時、影響が大きいのは大消費電力家電だ、特にエアコン、冷蔵庫は夏に無くてはならないものだが、冷蔵庫は確実に止めることが出来ない。我が家は、新築5年超となったが、結局エアコンは未設置のままだ。無ければ無いで昔を考えれば乗り切れる、最近は住宅の断熱材が優れているので、室内が暑くならないから夜間に冷やしておけば問題なしだ。日中の気温ピーク時は、あらかじめ自宅脱出計画を立てているので、熱中症の心配などは要らない。逆に暑さにも慣れておく必要があるから、今年も週に一回の山歩きとなりそうだ。
5月に入り新たな気分でスタートしたいところだが、政府はそれどころではない、衆院3補選で全敗なのだから他に尽くす手があるのだろうかと言った状態だ。内閣支持率の低迷は、そのまま選挙の結果となったようなもんだ。やがて解散総選挙を迎えるだろうが、与党全敗があっても与野党逆転があり得るのか、そこが勝敗の分かれ目だろう。もし野党が政権を勝ち取ったとしても、適材適所に配置できる人物がどれだけいるのだろうか、そこが投票結果に大きく影響するところだろう。
今日は、天気が悪く外出には不向きなため、無駄遣いをしないで済むのでラッキーと思うことだ。ところで退職した人は、1か月が過ぎたが、退職金や一時金がどさっと入るので急に金持ちになるが、気をつけないといけないのは計画性を持たないと、2~3年で消えて行く恐れがある。最後は、年金があるさと思っていても年金だけでは生活が出来ないのが一般的だ。なぜそうなるかと言うと、年金から引かれるお金は、介護保険料、国民健康保険料・後期高齢者医療保険料、住民税、所得税、その他に固定資産税の納付がある。年金は、全部持っていかれるくらいに覚悟しておくことだ。年金生活になると、ほとんど外食が出来なくなる、食料品も加工品や出来あがり物は高いので、原材料中心で安く買いだめして冷凍しておくことになる。自分としては、野菜類は自給自足で健康面に気を付けているため医療費はほとんどかからない、年金暮らしは早めに節約生活に切り替えておくことである。今年の秋は円安の影響が出るので一斉の物価高となることを想定することだ。
明日は、北からの高気圧に覆われるので天気は晴れであるが、気温は涼しいので服装に注意が必要だ。
ところで今年は、お金が新札に変わると言う話があるが、それも7月から新札が出てくるようだ。皮肉にも為替がますます円安傾向に向かっていくさなか、新札効果で景気が良くなる見込みは全くないだろう。それよりも券売機の入れ替えで飲食店は、ますます値上げに踏み切るか赤字覚悟で商売するか、苦悩の選択に悩まされることは間違いないだろう。新札が出てきて喜ぶ国民はいないだろう、喜ぶのは新札発行に関わった人くらいではないか、今後ますます物価高騰の時代に向かうだろうから、節約志向が当たり前の生活の知恵となる。だから新札が出回るのも遅くなるだろうし、新札効果も景気の後押しになるとは考えられない。痛いのは、薄利多売の飲食店だけかもしれない。
そう言えば、今日が本来のメーデーだ、大手企業はすでに賃上げが達成して喜んでいるが、中央メーデーは昔と変わらず全労連などが代々木公園で集会やパレードが行われている。また全労協は、日比谷メーデーを行った。いずれも物価上昇を上回る賃上げ要求だが、物価上昇が天井知らずの状況にあっては、どこまで追いつけるのだろうか。