Nicotto Town



自作駄文

書いているこっちが恥ずかしい( ̄▽ ̄;)


それはまさに、夢に出てくるような白馬の王子様。
白銀の駿馬に跨った殿下に、うっかり見惚れていた。
「姫君はこちらへ」
そう言って身を屈め、わたしの方に手を伸ばしてくる。
そーっとその手に手を伸ばすと、殿下がわたしをあっさりと引き上げ、
わたしは殿下の前に横向きに座ることとなった。
「私達は先に出発します。しっかりとつかまっていてください」
そう言って殿下が手綱を引くと馬は向きを変え、
殿下の合図で馬は走り出した。
そして城下の大通りへ出る表門からではなく、南門から出発した。

馬の上は思ったよりも揺れるため、落ちないよう
つい、殿下の背中にまわした腕に力が入ってしまう。
それと同時に、殿下の胸に自分の頬を押し付ける形になり、
なんだかすごく恥ずかしい。
いえいえ、わたしはもうすぐこの方の妃になるのだし、
こんなことで恥ずかしがっている場合では…ああ、でもでもでも
というか、真正面から告白してしまったのに何を今更…。
そんな事を考えていたら、殿下が馬の脚を緩め、
「大丈夫ですか?」 と、問いかけてきた。

顔を上げると、こちらを見る殿下と目が合う。
「頬が赤いが、体調でも悪いですか? 
無理なら今日である必要はないのだし引き返しますが」
「ち、違うんです。その…少し暑くて」
自分でも無理のある言い訳だと思ったが、殿下は、
「貴女の国はこちらより北ですから、やはり気候が違うのでしょうか」
と、納得してくれたらしかった。
「向こうには小さな湖もあります。着いたらそこで少し休みましょう」
そう言うと、殿下はまた馬の足を速めた。


言葉遣いに結構悩んだんですよ。これでも

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2024/05/25 08:51
ᘡぃちᘡgoさん、こんにちは。
鈍感と言うか、わかってないですね。
あ、それを鈍感と言うのか^^;
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2024/05/23 21:29
殿下はかなり鈍感なのでしょうか。ぷぷぷっ
まぁそういうところも良いんでしょうね^^
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2024/05/20 08:58
ちょこころねさん、こんにちは。
もうちょっと大人っぽい展開にしたかったのですが、
経験値が足りなくて無理でした( ̄▽ ̄;)
真面目な人は朴念仁というイメージですw
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2024/05/19 19:59
きゃー(#^.^#)
なんだかムズムズこそばゆい~。
二人はどうなっていくんでしょうね。
それにしても殿下はやっぱりかなり鈍いのかな?('ω')
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2024/05/19 09:09
まこさん、こんにちは。
静かな湖畔で…それはやっぱり
カッコウが鳴くんですよ( ̄▽ ̄*)

まーこさん、こんにちは。
恥ずかしがらせてしまってすみません(*´艸`)

ビビディさん、こんにちは。
確かに、小中学生向けの漫画っぽいですねw
ドロドロは無理っす(;'∀')
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2024/05/18 19:12
子どもの頃読んだ付録付きの漫画雑誌、なかよしとかの世界を思い出しました。
さぁ、この後一転して昼ドラのようになるのか、はたまた大人の土ドラのようになるのか。。。
あ、どっちもドロドロ東海テレビだわ(笑)
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2024/05/18 17:24
(ΦωΦ)ふふふ・・・・w
読んでる私も恥ずかしいw
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2024/05/18 14:05

>書いているこっちが恥ずかしい( ̄▽ ̄;)
  ↑
これを読んでから読ませていただいたからか、
わたしも、頬が照るような感がいたしました。


さてさて、静かな湖畔で、
何が始まるのでしょう…
(「静かな」は想像)



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