Nicotto Town


モリバランノスケ


アオコの願

朝から、激しく雨が降り続いていた。が、今は小康状態だ。これから、まだまだ雨量は嵩むのだろうか。これは、台風一号の影響。しかし、今、西側から薄日が差してきた。ということは
、台風は太平洋上に抜けて行ったのだろうか。

我がFamilyは、揃ってBreakfastを、楽しんでいる。
今朝は、何時もとは違う、メンバーが顔を見せている。昨日、やって来た、ピョン太とアオコは、我々との話しが盛り上がり、ログハウスに泊まったのだ。アオコの前には、母親のお蝶が愛用していた皿が置かれている。そこには、母が好んで食べていた蜂蜜とメープルシロップ。

Breakfastが終わり、談笑Timeが始まった。話題は
昨日から続いているかのように、アオコの母、お蝶の想い出などを主に進んでいる。そんな中で、アオコが、(皆さんにお願いがあります)と、真剣な表情で話し始めた。

(私は、これから、日々成長し、蛹になって、いずれ、母と同じ様に”蝶”になるでしょう。そして
、日本列島を南から北へ、旅をする事になります。そこで、みなさんに、たつてのお願いが在ります。それ迄、母の想い出が、一杯詰まったこのログハウスで、皆様と一緒に生活させて下さい。お願いいたします)

周りの皆は、口々に、(それがいい。その方がいい。そうしなよ!)と、温かい言葉を掛けてる。

そんな雰囲気の中で、クモ吉が、温かくも頼もしい、Adviceを言葉にする。

(それ迄、色々危険な事が起こるだろうが、俺が、アオコをまもります)と、責任感溢れる発言をしたのだ。




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