Nicotto Town


モリバランノスケ


ナギエの誕生

今朝は曇天。ひよっとしたら、雨が降り出し、早朝散歩は無理かもしれない。と、考えた私は
、起床して洗顔を済ませると、ログハウスから出て、庭に降りてみる。草木樹木達と、朝の挨拶を交しながら、親友、(レモンの木)の所へ。

私 (おはよう) 
彼 (オハヨウ)
私 (ちょうど良い、実の付き工合ですね。春に  
  は、満開の花が開き、貴方の体に少し負担
  かな、と思ったけれど、いい具合に摘果)

それから、ログハウスに戻った。DiningTableには我がFamilyの面々が、私が来るのを待っている。
私達は、(いただきます)と、声を合わせBreakfast
を始める。

ところが、我がFamilyの一員、アオコの姿が無いのだ。それに、彼女が愛用している薔薇の絵柄の皿も置かれていない。私は、(そうか!。彼女は、マミラリヤの枝に造られたBedroomに、移り住んだんだ)と、思い返して、その場所を見る。

丁度、そこから、アオコが、小さな黒い瞳をクリクリさせながら、私達を眺めていた。私は、彼女に声を掛ける。

(おはよう。現代の名工、クモ吉の造ったBedroom
の居心地はどうですか?)

アオコは、静かだが、少し弾んだ声を返してきた。

(有難うございます。昨夜は、熟睡出来ました。
Bedの寝心地はGoodてすよ。クモ吉さんには、
感謝感謝!、てす。)

それから、少し長くなるけれども、と前置きして言葉を紡ぎ始めた。

○皆さんからご覧になって、私の体色が、今までの黄緑色から薄茶色に変化して来ているのがお判りになる事でしょう。今、丁度、サナギに成りかけているのだと思います。現在、半分はサナギの気分です。

そこで、お願いが在ります。今まで、皆さんは
、私のことを、(アオコ)と呼んで下さいました。
でも、これからは、ニックネームを、(ナギエ)として下さい。そして、その先には、母と同じょうな蝶へと羽化します。

私、その時、ニックネーム、(小蝶)に成ります
             ・・・・・・・○

私達は、アオコの、切々たるMessagesを聞きながら、良く深く考えているものだ、と感心しながら聴いている。




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