Nicotto Town


モリバランノスケ


あさぼらけ

今朝、体に冷気を感じて、目が覚める。昨夜、
就寝時、気持ちが良いので、寝室の窓を開けたままにして寝てしまった為である。このところ、気温が上昇して、夏本番近しと思ったが、窓を開けて寝るのは、まだ少し早い様である。

私は、ログハウスの窓を閉める為、起き上がった。丁度、太陽が昇る所だ。東の山際が、オレンジ色に輝きながら、徐々に光の度合を深めて行く。そして、真赤で大きな丸い光の塊が顔を見せ始めた。私は思わず、(おはよう御座います)と挨拶。(おはよう)、彼からの返事が木霊する。キラキラと輝く霞を帯びた山並みの上に拡がる

私の視線は、我が森に移る。遠方には、丘の斜面に凛として息づく、風雪に耐え生き続けて来た、房総半島固有種、オオシマザクラの大木。
近くには、この丘の主、老クスノキの大枯木。
そして、その枝上には、大鷹のタカオの住居。

私は、隣で熟睡している妻を起こさない様に、そっと寝床に戻る。そして、目を閉じて、米国のアカデミー女優シヤリーマックレーンのGoingWithinからヒントを得た自己流の瞑想を行う。チャクラのシステム(TheChakraSystem)の亜流である。が、私には、不思議と、心と体が良くフイットする感じがして気に入っている。

私は、階下に降る。洗顔をすまし、LivingRoomへ。後から来た妻と、満面の笑みで(おはよう)と挨拶を交す。これは、毎朝の夫婦の流儀。それから、我がFamilyの面々、チャム、クモ吉、マミラリヤ、ナギエも加わり、ラジオ体操を。子供の頃からことある毎に、慣れ親しんできたラジオ体操第一だ。これで、皆の心と体は一つになる。




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