名前
- カテゴリ：その他
- 2024/08/11 05:59:50
名前というのは、不思議なものじゃない？
たぶん、ほとんどは親がつけると思うけど、「その名前＝自分」というのがいつしか当たり前になっているんだよね。
だけど、よく考えてみると、その名前が陽太であろうと、澄子であろうと、本来は、名前など無いんだよね。
それは別にハスに構えて言ってるわけではなくて、生物は「それ」や「あれ」であって、名前は言い方は悪いけど、勝手に決めたもの。
別に、名前を軽視してるわけではなくて、事実としてそうだと思うのね。
ところが、お役所には自分の名前が登録されているし、その名前を変更することは結構面倒で難しいらしい。
まあ、とにかく、名前というのは、本来無いものなんだな、って思うのね。
しかし、人間は特にその名前と自分のアイデンティティが結びついていて、名前から自分や他人のパーソナリティや人となりまでもを繋げて捉えているよね。
「志村けん」という名前から、容易にバカ殿様とか変なおじさん、もしくは、お仕事以外の日常の少しシャイで優しいあの人を想像するでしょ？
それって、なんか、ものすごく面白いことだなあ、と思うんだよね。
例えば、小説を書いていても、名前というのは、まあまあ考える。
その人物の人となりの中心を捉えて、それで名前をつけるの。
あるいはその逆もある。
名前が最初に思いついて、その名前だったら、こうゆう人って、その人物のパーソナリティが出来上がっていく。
うーむ、名前というのは不思議なものだ。
この名前がもし、もしも、無かったら、どうなるんだろう？
もちろん、不便だけどね。
もちろん、不便だけどね。
だけど、名前が無いという状態も、それはそれでとても面白い状態な気がするんだよね。
もっと言えば、もしかしたら、言語が無い状態というのも面白いように思える。
んで、人間の名前とは、またちょっと違うけど、動物の名前（わんちゃんの個々の名前、シロ、とか、モカとかじゃなくて）も、不思議なんだよね。
ライオンは自分のことをライオンだって認識して無いじゃん、たぶん。
もしかしたら、人間に飼われてる動物は、そのシロとかの名前を認識するかもだけど、通常は、ライオン、とか象、とか、そんなの彼らは知らないと思うんだよな。
だけど、日本人がキリンを見たら、その姿形と「キリン」という言葉が密接に繋がっているでしょ？
アメリカ人だったら、Giraffe。
だけど、キリン本人は自分をキリンやGiraffeだとは思っていないわけじゃん。
アメリカ人だったら、Giraffe。
だけど、キリン本人は自分をキリンやGiraffeだとは思っていないわけじゃん。
どちらかというと、彼ら（動物たち）が認識してるのは、「首の長いもの」とか、「水の中にいる危険なもの」のような感じで認識しているのでは無いだろうか？
名前というのは、人でも動物でも、物や地名でも、全て、そもそもは認識するために生まれた物だと思うんだよね。
ぜーんぶ同じ、「北の方」じゃわかんないから、北海道、とか、カナダとかいう名前が必要で、ぜーんぶ同じ、「あの村の背の高い男」じゃ、誰のことがわからないから、鈴木拓也という名前が必要なんだろうね。
ところが、いつしか、その名前がそのモノの性質、性格、雰囲気、などと密接に繋がって認識されるようになるんだよね。
ハリーポッターで「名前を言ってはいけない」というのがあったし、あと、漫画のモンスターでは名前にとてもこだわりのあるストーリーだったよね。
でも、名前というのは、もっと自由で良い気がするんだよな。
気軽に変えられるものになった方がいい気がする。
もし、あなたが名前を変えるなら、どんなのが良い？
おれはね〜、じゃあ、「ふっそ」とか「ペルカーシャ」、あるいは、「パルコ」、「いる」なども良いなあ。
んで、苗字は無しがいいかも。
んで、苗字は無しがいいかも。
うふふふ。
そっか、人によっては苗字は変わるもんね。
それって、どんな感覚なんだろう？
おれも苗字が、鈴木、とか、芥川とか、今村とかに変わったら、病院とか行って、芥川さ〜ん、って呼ばれても、無視しそう(^-^)
親の再婚と自分の結婚でなんですけどね。あだ名の呼び方でいつ知り合った人なのか分かります（＾＾；
そうね、自分の色や形も変えられてね。
性別を変えてみるというのは、面白いなあ。
女性になるってどんな感じなんだろう。。
そう考えてみると、「女性」というのは、自分にとっては知らないことなんだな〜。
きっと、女性が男性になる方がまだ想像がつくような気がする。
男性って簡単だから。
個人的には、探せなくなる状態のままでも、それはそれで面白いような気もするなり(^-^)
でも、そうすると友人が自分を探せなくなるから本当に仲の良い友人には「本当の名前」を明かしておくの。その友人にだけはいつでも友人になった時の姿で見えるってのはどうかなあ。