Nicotto Town


どんぐりやボタンとか


ワシントンDCってびっくり!(3)

よーし、今日もやることやって、夕ご飯も食べたのだ。

さてさて、えーと、どこまで書いたっけ?

そうそう、初日は、ジョージタウンの素敵な街並みを散策して、ヨガマット買って、お腹いたいいたいになっちゃったから、カフェでおトイレ行って、出てきて、タバコを吸うために路地に入ったのね。

んで、そこにとても古ぼけた渋〜〜〜〜〜〜い「地元のジャズバー」って感じのお店があったのよ。
もう、ゴリゴリの地元のジャズバーって感じでさ、観光客が入る感じではなさそう、、って思って、とても興味あるけど、二の足を踏んでた。。

すると、店からお兄さんが出てきたのね。
んで、お兄さんに、「ねえ、ここってジャズバーでしょ?」って聞いてみた。
お兄さんはそのジャズバーの店員さんで、その店について、少し教えてくれて、7時から演奏が始まるよって言ってくれた。
おれはちょっと悩みながら、でも、ドレスコードとかあるの?ってちょっと不安げに聞くと、「そんなん、ないない!全然オッケーだから、とりあえず入りなよ!」って、おれを入り口にさっさと連れていっちゃった。
お兄さんがドアを開けると、中に受付の若いお兄さんとお姉さんがいて、おれを連れて行ってくえれたお兄さんは、「この人、よろしく!」と言って、さっさとまた出ていった。

受付のお姉さんは予約してる?っておれに聞いて、してない。って答えると、ちょっと早めの英語でなんか言ったんだけど、それがちょっと理解できなかった。
お姉さんは、ちょっとめんどくさそうに、もう一度、チケット買うの?買わないの?って聞く。
んで、おれはもうここまで来たら、せっかくだから流れに身を任せちゃおう!って思って、買っちゃう。
$35、意外と高い。。
だって、これに食事料金もつくわけだからね。

席に座って、カクテルを頼む。
そのお店の名前がついてるカクテル。
結構さっぱりしてて、飲みやすくて美味しい。
それを飲みながら、まだ演奏までに時間があるから、ゆっくり店内を見渡す。
店内の席はまだ3割くらいしか埋まっていないけど、お客さんたちはほとんどがめっちゃ大人なダンディでカッコ良いスーツのおじさまとか、程よい色気を纏ったお洒落なおばさまなどなど、かんっ!ぜんっ!なっ!大人の世界!!

店内の席は全て、白いテーブルクロスがかかった丸いテーブルで、一番後ろにはバーカウンターがあり、中ではバーテンがカクテルとか作ってる。
横には、厨房があり、中が少し見えていて、みんな忙しそうに何か料理を作ってる。
ウエイターやウエイトレスたちは全員黒人の若い人たちで、元気でナイス。

なんか、映画の中に迷い込んだみたい。。

でも、まあ別に居心地悪い思いもせずに、おれはおれで勝手にリラックスして、店内の雰囲気を楽しみながら、カクテルを飲み、料理も頼む。
グリーンサラダと、Catfish(なまず)の焼き物。
なまず、食べるの初めてかも。
んで、しばらく待っていると、7時が近づくにつれて、客は次から次へと来て、どんどん席が埋まっていく。
おれのCatfishも来た(^0^)

なまずの焼き物の横に、茶色っぽい豆の煮込みとご飯(何の種類のお米だろ?)が乗ってるプレートみたいな感じ。
たぶん、南部の食文化かも??

食べてみると、結構美味しい。
特にそのお豆とご飯がすごく美味しくて、なまずの焼き物と一緒に食べると、良かった!
カクテルももういっぱい注文。

そのころにようやく舞台が始まるようだ。
店のオーナー(なのかな?)らしき、おじさまが舞台に上がり、例の「Ladies and gentlemen!」的な前口上を言って、今日のミュージシャンを紹介する。

黒人の大柄なおじさんがウッドベース、黒人のちょっと若いお兄さんがドラム、白人のメガネかけたおじさんがピアノ。のトリオ。

どうやら、そのピアニストが今日のメインらしい。
ささっと検索すると、DCを中心に活躍する作曲家兼ピアニストらしい。
オリジナルのジャズ曲や古典を得意としてるらしい。

演奏が始まり、一曲目は(たぶん)古典の一曲。
それから二曲目、横っちょの席から、さっき見かけた素敵なスーツのおじさまがステージに上がり、マイクの前に立つ。
どうやらそのおじさまはジャズシンガーのようだ。
二曲目はそのおじさまの歌。
三曲目、そのおじさまが横のテーブルに引っ込むと、今度は別のふくよかなおばさまがステージへ上がる。
どうやら、その日のコンセプトは、そのピアニストが作った曲を別のシンガーたちがそれぞれ歌っていく。というものらしい。
面白い演出。

やはり、そのジャズバーは、昔からファンがたくさんいるようで、たぶん、近所の人たちがしょっちゅう来てる感じ。
そのバーで食事する日はおしゃれしてくるんだね。
それがこの町の大人たちの楽しみの一つな感じ。


んで、そのジャズバーについて調べてみると、なんと、めちゃくちゃ有名な1960年代からあるアメリカ有数の老舗ジャズバーだった!
そのジャズバーで演奏したミュージシャンたちは、エラ・フィッツジェラルド、スタン・ゲッツ、オスカー・ピーターソン、チャールズ・ミンガス、マイルス・デイヴィスなどなど、そこまで詳しくないおれでもCD持ってるようなジャズの巨人ばかり。。

Wow.....

んで、もう一回、店内を見渡してみる。
きっと、その当時から変わってないであろう、ガタガタの床と二階の控室とトイレに上がる古ぼけた木の階段、きっとあそこを、チャールズミンガスやマイルスデイヴィスが登ったり降りたりしてたのか、、と思うと、なんか、すごいところにいるぞ。。とジャズの伝説の中に入ってしまったようなタイムスリップしたような気分だった。。。


結局、その日は、素敵なおじさま、素敵なおばさま、もう一人、エネルギッシュなおにいさまのヴォーカリストたちが次々に歌を披露していった。

ついで、最後の一曲は、ピアニスト自身が、ピアノ弾きながら歌ったのだけど、個人的にはそれが一番良かったかも。
確か、「月曜日がまた始まる。」っていう労働者の憂いと幸せを少しユニークに歌い上げた一曲で素敵だった。


いやはや、とても味のある時間を過ごさせていただいて、また、こんな他所者を暖かく受け入れてくれて、良かったな。
あのジャズバーはぜひまた行きたいな。


ということで、初日はこれで終わり。
あとは、民宿に戻って、くたくたになってシャワー浴びて寝たのよ。
初日から、かなり濃厚な1日で結構くたくたになってた〜〜。。

ということで、まだ初日だけど、まだ3日間も残ってるね。。
もうちょいサクサク書こうか?
でもなあ、旅行記ってディティールを書いた方が読んでて楽しい気がするんだよな〜。

ま、とりあえず、今日はこの辺で。

ぶにゃ〜〜〜!!!!
寝るのら。




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2024/09/18 00:46
> べるさん
うん、そのジャズバーは、伝説のミュージシャンたちがプレイした老舗のジャズバーだったから、いるだけで楽しかったよ〜(^0^)
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2024/09/15 13:37
ケニーさんの旅行記は感想が多くて楽しいですよ♪

ジャズバー、素敵な場所だったんですね。いいなぁ~。
うちは旦那も息子もそういう場所は興味ないけど、私は好きだし行ってみたいです^^
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2024/09/07 10:33
> ルルルのル^^さん
そうそう、めっちゃたまたまだったの!
ニューヨークでも、ジャズバー行ってみようかな?って気になった〜^_^

でも、実はジョージタウンには、めっちゃ良さそうな庶民的なシーフードレストランがあってね、そこも行ってみたかったんだ。
その時はジャズバーに行ったけど、次回はそのシーフードレストランも行きたいな〜。
それら全部ジョージタウンにあるんだけど、もしDC旅行行ったらジョージタウンは結構おすすめです^_^
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2024/09/07 10:30
> せんちゃんさん
せんちゃん、読んでいただいてありがとう〜!楽しんでもらえたようで良かったです!また気が向いたら読んでみてねー^_^
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2024/09/07 09:40
おおお〜〜

素敵なお店に巡り合って、、良かったですねぇ〜^^

続きも楽しみにしておりまする
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2024/09/04 19:23
ディテールが本当に楽しくて、読みやすいからこの調子でお願いします(^▽^)/



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