物価高が続いてもデフレ脱却は出来ない
- カテゴリ:日記
- 2025/01/22 11:18:05
最近は、買い物自体が週に一回程度になった。スーパーも一回、ホームセンタも一回を目安に車で買い物に出かける。理由は、物価の値上げだ、知らぬ間にすべての物価が数年前の倍になっていることを忘れてしまっている。だから頻繁に出かければ、それだけ消費が多くなってしまう。賃上げして収入が増えた人は良いが、庶民は実質収入が減っているのだから、なるべく買い物に行かないようにする。
そもそも政府は、数年前からデフレを推進しているが、デフレ脱却なんて出来ないだろう。物価は上がるものの、消費は落ち込むだけであるから、企業倒産も増加するばかりだ。利上げもいつやるか分からないし、小手先で円安が円高になるとは思えないから、貨幣価値が上がるとも思えない。だから景気がどんどん良くなるような状態にならなければ、デフレ脱却宣言は永久に出せないだろう。それよりこのまま物価が上がれば、値引きシールがどんどん店頭で貼られるだけかもしれない、当然庶民はそれを買いに出かける生活に切り替わざるを得ないから、デフレに逆戻りもあり得るだろう。果たして、今週は利上げがあるのだろうか、期待するのは投機家ばかりなりかな。
さて仮に消費が落ち込めば、物価が安くなると思いたいが現状では無理だ、コスト増による値上げだから値段を下げれば赤字となり倒産が必至だ。結局、生き残った企業は、独立的立場になって値段の高いまま商売を続けることができる。すると富裕層の客が集まりやすくなり、ますます単独首位にビジネスを展開できる社会構造になっていくのではないだろうか。