利上げ効果はあったのだろうか
- カテゴリ:日記
- 2025/01/25 21:04:28
昨日、日銀が利上げを行ったが、為替は若干1円ほどの変動はあったが、円高に傾いたわけではなく、むしろ円安傾向に向きを変えただけのようだ。円の微々たる追加利上げを行ったところで、米ドルの強さには勝てないと投機家は判断するだろうから、利上げで円高に持って行こうと言うのは無理がある。海外の株式投資家も円安のほうが都合が良いから、円安傾向はこの先も維持されると考える。
よく物価と賃金の好循環と政府は言っているが、一流の大企業の社員ならそうかもしれないが、零細企業の社員や無職世帯では、物価高騰だけの悪循環を続けるしかないのである。毎月値上げが続き、買い物の点数を減らしたり、値引き商品を探したり、ますます厳しい家計状況になりそうだ。そのうえローンを組んでいる人には、収入も増えずに利息を多く支払うことになる人もいるから、最悪の事態となる。まだこの先も追加利上げを予定するだろうが、どれだけどんな効果があるのだろうか、ローン利息の分の消費が落ち込むのだから、景気が上向くなんてあり得ないだろう。
今後も物価が上がれば利上げする方向と見れるが、現状では物価高前提と取れるのであるが、果たして景気が良くなっているのだろうか。年金暮らしには分からないところだ。
さて、昨日までは暖かい大寒であったが、今は大陸に寒気があってだんだんに日本海に近づいているので、週末から来週は気温が上がらない日が続くと思われる。来週は、例年の冬になると思ったほうが良いだろう。
今は、冬なので寒いのは我慢できるとしても、物価高騰で懐が寒いのは我慢できないがどうにもならない。こんな時期に追い打ちをかけるのが、鳥インフルエンザ感染の流行である、1月に入ってから、急に千葉県と愛知県で感染が増えているので、東京や名古屋での卵価格は値上がりすると思われる。
今日は、土曜日であるが、午後はいつもなら車の通行量が多いのだが、ガソリン価格高騰で車を控える人が増えたのかもしれない。土日に車が減れば、交通事故も減るのではないかと考える。これもメリットになるのかなぁ。