気が付けばゴールデンウイークは目前だ
- カテゴリ:日記
- 2025/04/23 08:39:52
来週から企業によってはゴールデンウイークの長期休暇に入る。個人的には自由人なので、いつもと変わらないから関係ない話ではある。ちょうど為替が139円まで円高になったので、海外旅行に出かけるのも良いのではないだろうか。出来ればゴールデンウイーク中だけは、もっと円高になってもらうとありがたいかもしれないですけれどね。株安と輸出産業は、ゴールデンウイーク中は目をつぶってもらえば良いのではないか。
さてゴールデンウイークは賑わうであろう万博であるが、小中学校では万博へ無料招待が計画されていて、子どもたちにとっては遠足のようなもんだから楽しみだろう思うけれど、実際には参加校はそれほど多くないとも言われる。理由は、いろいろあるだろうが、教職員の下見が出来ていないことだろう、大勢の子どもたちを引き連れて行ってどこに何があるなんて、お昼や休憩、トイレなども教えることが出来ない。その他に、熱中症のリスクだ、最近の子どもは外で遊ばないから、少なからず熱中症患者が発生すると考えなければいけない。それからメタンガスの情報が不明だ、無臭の可燃ガスだから素人が気づくこともない。そして必ず出るであろう迷子だ、自分が子どもの頃を思い出すと迷子にならないほうが不思議と思える。いずれにしても混雑する万博会場に出かける教職員は、冷や汗で涼しくなるかもしれないだろう。
今日は、午前中は雨降りのため無理をして作業をしても得にならないので、ちょうど白米が無くなくなってきたから玄米を近くの精米機まで行って上白についてきた。今どきコメが美味いとか不味いとか言っている場合ではないので、いつの古米だが分からないため、とりあえず上白についてみた。昨年、知り合いの農家から処分する古米を引き取っておいたので、コメの値段は気にする必要はないが、今年は昨年と同じ値段では仕入れできないだろうから、ジャガイモを大量栽培して嵩増し用に使うつもりだ。少なくともコメの値段は、昨年の値段まで安くすることは不可能だから、個人が妥協できる値段を決めておくことが大事だろう。
今日は、万博会場の最寄りの夢洲駅で鉄道の運転見合わせがあって、ごった返したようだが、迂回用の臨時バスも当然ながら大量には用意できないそうなので、ただただ待つしかないようなので、お出かけには万全の態勢で行く必要がありそうである。
さて株安は一時反発して34,800円台をうろうろしているが、到底40,000円台などに到達はしないだろう。米国がドル安を望んでいる以上は株高期待は無いに等しい。今の状況で投資で稼ぐには、底値拾いの難平買いでチビチビ稼ぐしかないかもしれない。株式投資資金が、金投資に流れていることもあるが、現時点での金は売り優勢に転じていると予想するので、迂闊に金を買うわけにも行かないだろう。
ところでガソリン価格の補助金を復活させるようだが、再開時期がゴールデンウイークが過ぎてからなので、庶民のためではなく運送業者や営業車、辛うじて通勤車くらいしか恩恵が無いだろうし、為替が円高に振れているのでガソリン価格は自然に下がると考えるが、ほとんど選挙対策とも取れるのだがどう見るか。
午後1時になって雨は完全に止んだので、とりあえず畑に蒔いた種の発芽状況を見てくる、雨が降って濡れただろうからそれで良いとは言えない、ましてスマート農業でもないから目で毎日確認する必要がある、それが農業だ。ついでに畑の土を運んできて、庭のみかんの苗の植え替えをする。暫定で冬に入る前に植えたのだが、芽吹きが良くないので、再度今の時期に植えかえれば今年でもみかんの実が生る可能性はある。今どきスーパーで果物など買える年金者でも無いので、自給自足しか生きる道は無いのだが、慣れてしまえば案外気楽でもある。みかんは、今が植え時である。
さて夕食は、午前中に上白に精米をしたコメを炊いてみた。古米と新米の違いは、何んと言っても水分量が違うことだ、そこは慣れるしかない。味に関しては変わらないと思うが、やはり水分が少ないだけ不味く感じる。そこで今夜は、炊飯時に味付けされたスタミナ肉(トリモツ)と香りづけに春菊を上に載せて炊飯をしてみた。ご飯が炊けると、春菊とスタミナ肉の香りが旨味を引き出してくれて、結構美味しくいただけた。古米を食べる時は、香りの良いものを炊き込みご飯にすると、いっそう美味しくいただけるような気がする。
とりあえず、これからは美味しいコメを探すより、安いコメをどれだけ鱈腹食べられるかに、重点が置かれるのではないか。米農家には団塊の世代の人が頑張っている家も多いと思うが、後継者になる子どもの数は激減すると考える。なぜなら米作りだけで家族が暮らしていくことはほぼ不可能だからである。近いうちに団塊の世代は引退していくことは明らかだ、農家で100歳まで働くことは絶対に不可能だから、団塊の世代が近々大量に引退する時が来る。当然コメ不足の危機がやって来る、さて誰が察知するのだろうか。
最近は、政府が物価高対策と騒いでいるが、誰がやっても現金給付か、減税のどちらかしか思い浮かばないだろう。どちらをやろうと税金から支給することに変わりは無いので、喜んでどんどん使うわけには行かない。後から徴収される税金の増額に備えて貯蓄しておかなければならない。税務署に勘弁してくれと言っても見逃してはくれないから、どんな補助金が支給されるか分からないが、物価対策より増額税金対策が必須なことは確かである。そもそも補助金の財源がどこにあるのか、いつまでも赤字国債を発行していれば、財政が破綻する時が近づくだけである。
ところで政府はNISAを全世代に普及させようとしているが、貯蓄を何年やっていても利息は微微たるものだから、投資型のNISAを子どもやお年寄りに勧めるようだが、何も理解できないような人に勧めるのは危険としか言いようがない。過去の歴史では株価は右肩上がりである、それと同時に貯蓄の利率も右肩上がりだ。だから株式投資だろうが、貯蓄だろうが、放っておいても過去は両方ともに上がっていた。当然その時代は高度成長時代だ、何でも持っていれば上がる時代だった。だがこれからの時代は、そのような時代と言えるだろうか。それは誰にも分からない。だから損することを覚悟して投資を行うことが要求される。子どもやお年寄りにそれを納得してNISAを勧められるだろうか、だれが責任を取るのだろうか。特に詐欺の温床にもなりかねない気がする。投資は、得するが損もする。責任は自分にある。
ただ、今はNISAを推し進めた結果、消費に回すお金を削っても貯蓄に回す人も増えている。だから消費が増える経済に水を差すのではないかとも思える。