子育て対策は安いコメを腹いっぱい食べさせることだ
- カテゴリ:日記
- 2025/05/16 14:54:33
戦後の高度経済成長時代に農家に生まれて良かったことは、コメを腹いっぱい食べることができた。ただしおかずらしいおかずは無かった、なぜならスーパーなんぞないからだ。畑で採れた大根や白菜がおかずだ。昔はどこの家でも鶏を飼っていたので、卵も食べ放題だ。だから小学生の時は典型的な肥満児であった。特に中学生時代は、1食どんぶり3杯くらいはご飯を食べていた。農家だったので、昔はコメの心配は無かった。それを考えると、今の時代でもコメを好きなだけ食わせなければ、子どもは育たないと考ええる。コメを好きなだけ食べさせられる環境が無ければ少子化は抑えることが出来ない。将来的に国内産米は、高級食品にならざるを得ない、高い価格にしないと農家が廃業に追い込まれるからだ。ならば輸入米しかないだろうが、安いコメを腹いっぱいに子どもたちに食べさせる環境を作ることが必要だ。いずれにしても将来国内産米で国民の主食とインバウンド需要を賄うのは不可能と考える。ならば高いコメと安いコメを区別すれば消費者は自由に選択ができる。米には飼料米と言うものがあるが、飼料米の状況によるが、食べようと思えば食べることができる。もちろん価格はメチャメチャ安い、備蓄米だって最後は飼料米だ、これからの時代は美味いコメを食べたければ高いコメを買い、不味くても腹いっぱい食べたければ安いコメを買う時代にするしかないだろう。これからの稲作農家に安いコメを作れというのは、廃業しろと言うことに等しいだろう。
さて安いコメと言えば、6~7月に3,000円台の備蓄米が出ると予想されている。おそらく2022年産の古米だから、安くなるのは当然だろうが、高いコメはそのままだから、備蓄米がまとめ買いされれば売り切れ続出となり、再び高いコメが流通することになる。コメの価格が下がるというエビデンスは何もないからだ。
ところで今年の天候が気になるところだが、どうなるだろうか。現在の偏西風は日本列島の北寄りを真東に流れている。今のところ移動性の高気圧と低気圧が交互に通過しているが、オホーツク海気団が勢力を拡大してくると、梅雨前線が発生してくるが、今年は高気圧の影響が多分にあると思うので寒暖差が大きくなると思われるため、激しい雨降りが起こることが予想される。
さて夏の参院選まで約2か月ほどだが、ここにきて毎度のこと現金給付や減税で騒いでいるが、現金給付も減税も審議通過までどれだけかかって、何か月後に実行されるのか分からないもの庶民は期待するのだろうか。外国のように1週間で給付されるようにマイナンバーカードを活用しないのか。こんな時がチャンスなのだが、口座登録しても何の意味も無いだろう。
記事で見かけたが、埼玉の秩父市荒川でクマの目撃があったと情報がある。秩父市の武甲山の麓でも見かけるらしいが、埼玉の西部の山沿いではクマがうろうろしていても不思議ではない気がする。隣は長野県、山梨県、東京都の奥深い山々に囲まれているのだから、クマから見ればどこでも自分の縄張りだろう、ハンターもいなくなった現在では怖いものなしで出没するのも当然のことかもしれない。