Nicotto Town



低血糖で倒れた同僚


5月14日の事でした。


暑い日でした。8時半にSホテル組が作業所を出発し、
もうすぐ9時(今日の朝の挨拶は私かぁ~)と思っていると、

なんか声が聞こえます、左横を見ると、
Eさんの所に、Uさんがかぶさっています。
Uさんの手はダランと垂れていました。

すぐに近寄り、様子を見ると、職員もやってきました。
職員がUさんを仰向けにして、床に寝かせました。
私が「顔を横にして、吐いた物、のどにつまらないように」
と言ってる間にWさんは、管理者Yさんを呼びに言って、

私がUさんの頭を持つ形になりました。
とりあえず、よだれが垂れていたので、顔を横にして、
呼吸しているか確認しました。

管理者のYさんがくるとすぐに『救急車呼んで!』
とWさんに指示。

救急隊員と電話が繋がると、救急車を向かわせる場所を
教えて欲しいと言います。
Yさんが一生懸命、住所を言っていました。

うちの作業所はビルの2階にあるのですが、
同じ2階にある救急病院の方が知名度が高く、
また入口が違うので、それを説明するのに苦労してました。

ビルの横でなく、正面から入って来て下さい、と
言ってました。

それを聞いて私は「誰か正面から救急車案内して」と言うと、
管理者のLさんが『私行ってきます』と行ってくれました。

救急隊員が到着し、血圧や酸素濃度を測ると、
数字が見えたのですが、問題無い数値でした。

酸素濃度も、98%と呼吸は十分に出来ているようでした。

その後、始業時間が過ぎているので、朝の挨拶と体操を
して、除草組が出払うと、室内は4人だけになりました。

30分くらいして、遅刻のHさんがやってきました。
『なんか救急車の音がしたから、ココだと思ったの』
というので、
Uさんの顛末を、Lさんが話していました。

救急車が行った後、職員から『声掛けありがとう』と
褒められましたが、私は頭を持ってただけです。
ディサービスに務めていた頃は、急に意識消失する人は、
日常茶飯事だったので、何てことありません。

しかし、管理者のYさんと職員のMさんが、Uさんが舌を
嚙まないように、口に手を入れていたのですが、
舌が巻き舌のようになってて、手を離すと、
気道を塞ぎそうな状態だったようです。

窒息しなくて、良かったです。
Yさんは『手がパンパンに腫れた』と言ってました。

Uさんは病院で検査した結果『低血糖』だったそうです。
元々、小食だったので、
『もっと甘い物食べなさい』と言われて帰されたそうです。

重大な病気じゃなくて、良かったです。




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