太平洋高気圧がすでに陣取っている
- カテゴリ:日記
- 2025/05/21 02:50:04
昨日は全国的に暑かったと思うが、すでに夏の太平洋高気圧の影響が出ている。現在の偏西風は、津軽海峡の上空を流れている。そのため上空3,000mの北緯40度以北は寒気に覆われているので、海面水温上昇による低気圧の発生が多くなっている。一方で偏西風の南側では、ハワイの北方に中心を持つ太平洋高気圧が、張り出してきて日本列島を覆ってきている。この太平洋高気圧は、このまま成長して夏の太平洋高気圧となるため、移動性の低気圧や前線は通過するが、停滞前線ができるかは不明だ。そのため梅雨の時期が早いか、梅雨の時期が無いことも考えられる、いずれにせよ南からの暖気はどんどん流れ込んできているので、急速に酷暑の夏に向かっていることは確かである。だから昨日はエアコンの注文が殺到していると報じていた。今年はコメと同様にエアコンも高くなりそうだ。
昨日は、畑仕事と薪運搬ボランティア作業で、朝5時から夕方6時まで外作業の連続であった、連続13時間無賃労働をして、近所の食堂でビールに2本を飲み干した、暑くなるとビールは最高と言った感じだ。今は、会社員時代より仕事をしていると冗談を言って帰った。ところで20代の頃は、何でもなかったが今は冷たい飲み物を大量に飲むと、やはり胃に不調を感じる。医学的にみると、胃の血管が一時的に収縮して血圧が上がるなど、体に良くないことだらけのようである。だが無理だなぁ~。
ところで今気づいたのだが、2024年8月に米の先物取引が開始されていた。先物取引は価格の安定を目的ともするが、金の価格を見れば分かるように、投機家が買いを入れれば価格高騰は歴然なのである。まして米の価格は他の物価のように上昇はしていなかったので、そこに投機家が目を向けないはずはない、そのうえ金の価格高騰の頭打ちが見込まれるタイミングでもあったので、金の投機資金の一部が米の投機資金に流れたと見ることができる。今後もコメ不足と言う情報が流れれば、価格上昇はあり得る。まして備蓄米放出で価格が下がれば底値拾いで買いが入る、また備蓄米が先物取引に持ち込まれれば納品は数か月先になることも考えられるから、流通しないことにもなる。今の取引価格は、平成初期の価格にほぼ同じなので、ここから急速に買いが入るとは思えないが、米も他の価格のように2倍に落ち着いたことも確かである。つまり価格の安定は、自然の成り行きに任せると言うことだろう。