嵐の前の静けさ
- カテゴリ:日記
- 2025/10/09 03:11:42
午前3時、埼玉では曇っていて全く無風の状態である。まさに嵐の前の静けさとなっている。台風22号の渦の外周は、関東南部にかかってはいるが、埼玉では全く異常はない。最大瞬間風速70m/sが上陸したとするなら、木造家屋はすっ飛ばされる可能性がある。子どもの頃に上陸した台風は、近所の家でそのままそっくり屋根が飛ばされていた記憶を思い出させる。
記事にエベレストで登山客900人が、猛吹雪で立ち往生とあるが、そんなに登山者がいるのかと思ったが、大型連休の中国人であると言うことだ。日本人と同様に中国人も集団行動が多いが、富士山と比べてもエベレスト登山は驚きである。
さて自民党総裁は決まったものの、少数与党では手も足も出ない様子であるが、あからさまな旧態政党に連立を組む野党がいるのだろうか、しばらく膠着状態が続くような気がするが、臨時国会を開くどころではないだろう。
記事にスタグフレーションと言う言葉が登場した。今日も円相場は152円後半を推移しているが、将来を見通しても円安が続くことは確実だろうから、輸入大国日本としては値上げラッシュは続くことになる。デフレ脱却を希望したのだからインフレ時代突入は希望通りになったと言うことだが、収入がアップする対策は何一つ無いのである。物不足で物価上昇なら作れば売れるが、原材料費など経費の上乗せで物価上昇しているのだから、儲かっているはずがない、その状況で賃上げできる企業がどれだけあるのか、そんな時代に陥ってしまったのだ。来月も全体として加工食品を中心に値上がりが続きそうである。円安で株価上昇は嬉しいかもしれないが、食料品も値上がりするのだから、株を持たない庶民にとって新政権誕生はメリットがあるのか。
午前5時、台風はかなり東へ移動してきた。埼玉の天候にまったく変化は無しなので、このまま平穏に夜明けを迎えると思われるが、伊豆諸島は最悪だろう。そのうえ台風23号が発生したため、来週も同じコースを辿るので再び最悪な状況が予想される。
今朝は、日和田山の麓に伐採した不要の丸太があるが、ボランティアを兼ねて薪用に回収しに行ってきた。今年は、ブナやコナラの大木が異常なほど枯れているので、ハイキングコースに積んであると目障りでもあるから、暇な時間に片づけている。
今日は、台風の影響が全くないので、遅れてしまったが野菜の種蒔きをした。とりあえず玉ねぎ、大根、白菜、キャベツの種を蒔いてみた。子どもの頃から野菜は買うものでは無いと思っていたし、畑に野菜が無いと年金暮らしでもあり困窮に陥ることは確実なのだ。
記事で見かけたが、コメの値段は2千円以下が適正と思う人が3割もいるらしいが、現実として不可能だろう。コメの生産コストは、他の商品と同様に燃料代、肥料代、人件費、機械維持費などの生産コストも高騰している中で、旧態価格は維持できないし、兼業農家は廃業するだろうし、専業農家は頑張るしかなくなるので、赤字経営が出来なくなるため、現状5キロ4,000円台が通常価格と思えるが、後半になってコメ不足になれば米価格高騰もあり得る。個人的には、玄米1年半分くらい買い置きしたので、怖いものなしだ。
さて今夜は、台風22号に吹き込む北風でかなり冷え込んでいるので、初めてセーターを着てしまった。そして台風23号が後を追うようにコースを辿るため、しばらくは北からの冷たい気流が入り続けるので、一気に秋が深まると予想する。ところで台風22号、台風23号は近海が高温であるがゆえ、巨大化しているが、偏西風のお陰で上陸せずに済んだ。もし偏西風が南から北へ蛇行していたら、関東直撃となったろう。最大瞬間風速70m/sが直撃すれば木造家屋は積み木のようなものだ。完全に分解するだろう。今後は、近海で急発達して上陸する台風が出現すると考えていたほうが良さそうだ。