Nicotto Town ニコッとタウン

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生きるとは~~~三

私は、二年間の暖かく深い愛に、感謝の気持を述べた。勿論、ユージンが通訳してくれた。しかし、彼がいかに私の気持ちを汲み取って表現してくれたにしても、心底の気持ちは伝わっていないのではないか、という無念さが残る。それは、ユージンに対してもある。何故なら、自分自身に、感謝の気持を全てし尽くしたかと問えば、内心忸怩たる思いが、残留していたからだ。


太陽が西の水平線に沈み、満天の星たちと満月が、大海原を照らし始める。まるで、私の船出を、祝福してくれているようだ。このような夜に船出すると、安全な船旅が保証されると言われている。私は、沖合に停泊している商船に乗り込むため、はしけに乗り、岸辺を離れた。ユージンと彼の仲間たちは、砂浜で篝火を焚いて、船旅の安全を祈ってくれている。私は、{ありがとう}とつぶやきながら、手を合わせた。

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