Nicotto Town


モリバランノスケ


朝日に輝く

朝目覚めると、寝室の中に、朝日が差し込み明るさが充満している。思わず、東側の窓に目をやる。ここ数日続いていた、雨天曇天の空とは打って変わり、目の覚める様な晴天が拡がっている。嬉々とした老クスノキの姿が、私の視界に・。

いつもの様に、アメリカの女優、シヤリーマックレーンのGoingWithinからヒントを得た、自己流瞑想法を行なってから起床した。ログハウスの窓から、老クスノキ、杉、檜、その他の樹木達の樹間に垣間見える房総の山並みを眺める。
春も半ばまで進んで、彼等の色合いも、一段と色めき、華やいだ様相を帯びてきたのが分る。

妻と、互いに満面の笑顔で、(おはよう)と言葉を交わす。(今日一日元気で生きましょう)との意味を込めた、毎朝の流儀である。私達は、揃って階段を下り、階下に降りる。既に、起きているお蝶、チャム、ウサコ、マミテリヤ、と挨拶。

我々は、歯磨きと洗顔を。その後、一同揃ってNHKのラジオ体操を行う。私は、ふと思い立ち
Breakfastの前に、ちょっと屋外な出てみたい気持ちに誘われた。そのまま、ログハウスのドアを開き、ベランダに出てみる。朝日に輝らされて庭の草木樹木達も、葉や樹肌をキラキラとされながら、さも嬉しそうに、光を浴びている。

私は、ベランダを降りて、中庭を通り、丘の東側の丘を少し下る。そして、老クスノキの下にたどり着く。樹上に巣を造っている大鷹にも。

私 (お早う御座います。良い朝ですね!)
楠 (お早よう。本当にそうだね)
私 (たかおが、お世話になってます)

その時、樹上に造られた、巣の中から、大鷹のたかおが、元気そうな顔を見せた。




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