Nicotto Town


モリバランノスケ


お蝶の旅立

いよいよ、お蝶を永遠の旅へと送り出す時が、刻一刻と近づいて来た。彼女の死が、間近である。南から北へ、或いは、北から南へと、過酷な旅を続けた、一生だった。縁があって、ここに定住したが、束の間の心安らぐ時間であったろう。

今日は、風もなく、気温も程良い穏やかな陽気である。その為、我がFamilyの...

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朝日と朝霧

今朝も、夜明け前の、薄明るい時刻に目が覚めた。東の空が、少し明るんできている。階下に降りて、小用をたす。そのあとは、LivingRoomの椅子に腰掛ける。丁度、山側から、朝日が顔を見せながら、少しづつ登ってくる所である。

その内、太陽が、オレンジ色に輝きながら、その顔を、完全に現した。神々しさ...

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朝の挨拶を

朝、目が覚める。窓から望む、外の様子は、まだ夜明け前のようで薄明るい。一度、階下に降り、小用をたす。時計の針を確かめると、まだ
、4時半である。二階の寝室に戻り、もう一眠りする。そして再度目覚めたのは、8時30分。

妻と、(おはよう)と、笑顔で挨拶を交す。それから、階下に降りて、Family...

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言葉を待つ

降り続いた雨も上がった、薄く雲がかかっていて快晴ではない。けれども、我が庭や森には、柔らかい陽光が照らし続けている。非常に気持ちの良い朝である。私は、感性を研ぎ澄まし、降りてくる言葉を待って、それを文字にする。

ここ南房総の森の中は、社会の喧騒を離れて、世間の常識、過去のしがらみに囚われる事無...

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ツツジ君の旅立2

朝方に、少し雨が降ったようだ。何故ならば、ベランダが濡れている。私は、Breakfastの前に、ログハウスのドアを開け、外に出てみる。今は、厚い雲が垂れ込めているが、雨は降ってはいない。ベランダ脇の、みずみずしい緑の葉の樹木に、(おはよう)と、声を掛ける。彼からも、(オハヨウ)と。

それからは...

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