イマイチ盛り上がりに欠ける気もしますが…腐へ12
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/06/22 20:21:56
「えと、じゃあなんでわかったんですか? ティーグさん」
じゃあって何だ…とか、
もうちょっと話の流れってもんを考えようぜ…とか、
言いたい事は頭にいくつも浮かんだが、ティーグはとりあえず自分が妖魔である事を告げた。
「はあ、そうなんですか」
(うん、まあ…そ...
「えと、じゃあなんでわかったんですか? ティーグさん」
じゃあって何だ…とか、
もうちょっと話の流れってもんを考えようぜ…とか、
言いたい事は頭にいくつも浮かんだが、ティーグはとりあえず自分が妖魔である事を告げた。
「はあ、そうなんですか」
(うん、まあ…そ...
さて、セルカに話すと決めたはいいが、何と言って切り出そう。
急がないと時間は待ってはくれない。
出会った頃は自分の胸のあたりにあったセルカの頭がいつの間にか目の前にあるように、人間の時間はあっという間に過ぎて行く。宿へ戻り、部屋の中にふたつあるベッドの内のひとつへセルカに腰を下ろさせ、もう一方にセル...
すみません、前回最後の部分は回想だったんです^^ゞ
自分がわかってると相手もわかってると思い込んでしまうと言う悪い癖が…。
失礼しました<(_ _)>
結局そいつは封印した妖魔に対する扱いがひどかったとかで、三匹の妖魔の攻撃をかいくぐって仕掛けたティーグの爪で瀕死の...
区切りを間違えた気がする…orz
もうちょっと進めておけばよかったわ^^;とにかく、中身はともかく外見はいいティーグは女性に誘われることも少なくなかった。
一人で旅をしていた以前なら相手が依頼人の嫁さんだろうが何だろうが誘われればそれに乗っていた。
たとえそれが家庭内争議に発展して離婚...
あれからセルカの態度は目に見えて変わり、幾分ぎこちなくとは言えティーグに甘えるようにもなった。
自分の気持ちに素直に甘えられないのは、おそらく今まで甘えた事がない為、『甘える』と言うこと自体がよく分っていないからではないだろうか。
「はう…」
そんなある日。セルカが14才(もしくは15...