トノスカとマカ 14
- カテゴリ: 自作小説
- 2024/08/11 09:14:50
この秘密はアーシャン以外、トノスカたちもこのポカやキースランドの町の人たちも、誰一人知らないことで、今まで誰にも言ったことも無かった。
口にすれば間違いなく命に危険が及ぶほどの秘密だった。
アーシャンが高等部の徒競走クラブで練習に明け暮れていたころ、徒競走クラブの一人の生徒がいつもアーシャンを目の...
おれはよく浜辺や森の中、あるいは道端などで、落ちてるものを拾う。例えば、どんぐり、ボタン、貝殻、石、ちびた鉛筆、鳥の羽根、何かの部品、錆びた釘、などなど、ちょっと自分のセンサーに引っかかるものなら何でも。そして、それをコレクトして、部屋の棚の中にしまってある。
そんなふうに集まった自分の棚の中にある記憶や思い出、もしくは、新しい体験や、これからしたいことなんかをみなさんにシェアするブログです。
この秘密はアーシャン以外、トノスカたちもこのポカやキースランドの町の人たちも、誰一人知らないことで、今まで誰にも言ったことも無かった。
口にすれば間違いなく命に危険が及ぶほどの秘密だった。
アーシャンが高等部の徒競走クラブで練習に明け暮れていたころ、徒競走クラブの一人の生徒がいつもアーシャンを目の...
名前というのは、不思議なものじゃない?
たぶん、ほとんどは親がつけると思うけど、「その名前=自分」というのがいつしか当たり前になっているんだよね。だけど、よく考えてみると、その名前が陽太であろうと、澄子であろうと、本来は、名前など無いんだよね。それは別にハスに構えて言ってるわけではなくて、生物は「...
今日はお休みの日なのだけど、いつもお仕事お休みの日は、朝、トレーニングして、それから自分のプロジェクトやったり、まあ、結局お休みじゃない日になるの。でも、昨日、NYは急激に気温下がって、雨降りで、そうゆう時って、体調崩しがち。んで、昨日の仕事中、あ、これ、風邪ひいたかも?って感覚があったのよ。んで、...
アーシャンはポカに帰ってくると、いつも実家に泊まっていた。
年老いた両親がいて、母親は認知症で、父親が面倒を見ていた。
アーシャンは母親が認知症になったとき、ぼくが実家に戻って母さんの世話をするよ。と、父親に申し出たが、父親はそれを断った。
おれが愛した女の面倒くらいおれがみるさ。お前がキースランド...