今日は“祖”母の日(鬱文注意)
- カテゴリ:日記
- 2010/05/09 14:20:58
現在、私は今年で90の祖母の家に間借りしてます。
私は母に二度も捨てられました。
一度目は私が十年以上前。
’95年、物書きの夢破れ、失意のままアルバイト生活を続けていた矢先の出来事でした。
当時、両親の事情を全く知らない私は、
しつこく鳴るサラ金会社からの催促の電話に辟易しオタオタするばかりでした。
そしてその翌年に失踪し、今も行方は不明です。
彼女には良い思い出はありません。
思い出せることといったら、
ヒステリックに頭ごなしに怒鳴りつけての平手打ち。
当時趣味だったガンプラを目の前で叩き壊される。
挙句、鬱に陥り何度も私(と弟)に「一緒に死のう」と言っては止める。
…こんなもんです。
だから彼女が今何処で何をしてるのか、
生きているのか死んでいるのかなんてどうでもいいと断言します。
二度目は昨年頃。
(祖母越しに聞いたので、詳しくは知りませんが)
事業に失敗し、文無しで帰阪した父に「それでも付いていく」と一緒にやってきて、
今年で中学生となった義妹を生み育ててます。
しかし、どうやら昨年頃に(同意の上らしいのですが)離婚し、
今、(別居している)父の家庭がどうなってるかわかりません。
義母はまだ実母よりはマシなんですが(ちなみに台湾人だそうで)、
それでも以前はしょっちゅう義妹と一緒に(祖母の)家に来たのですが、
去年の大晦日以来、一度も姿を見せてません。
そんな私に唯一優しくしてくれたのは、祖母。
子供の頃、当時埼玉県に住んでいた私にとって、
『(大阪の)お婆ちゃん家に行く』事がどれほど楽しみだった事か。
そして、十年ほど前、弟の結婚で二人で住んでいたマンションを出て行かざる事になった時、
(渋々でしょうけど)行くあてのなかった私に部屋を貸してくれた事が、
どれほどありがたかったか。
冒頭にも書いたとおり、祖母はもう90歳。
過去何度か手術を行い、いつ亡くなってもおかしくない状況。
現在、闘病中の私の拠り所といっても過言じゃありません。(鬱に理解してくれないのと韓流モノに夢中なのがアレですが)
だから。
私は今日、どうでもいい存在の実母や、父を裏切った義母よりも、
今も私に良くしてくれてる祖母にカーネーションを送りました。
(大好物の551の豚まんを添えて)
他人の事を偉そうに言える立場ではありませんが、まだ若い人たちへ。
父母への感謝の気持ちを忘れないでください。
(もっとも、私は別ですけど(苦笑))