Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


コスモナイン(9人の賞金稼ぎ) 2

サイクロンジョーの手の中にロボットPのレーザー光子銃が入るや否や、フライマンのベルトの箱をめがけ引き金が引かれた。

ビーーーーー

レーザー光子銃から細い青い光の線が放たれ、フライマンの重力コントロール装置に当たった。

バシッバシッ・・・

重力コントロール装置は火花を上げ壊れた。

ドサッ!!!

「いててて・・・。」

反重力が切れて、サイクロンジョーは天井から床に落ちた。

「やられた!!!」

フライマンは腰からビーム銃を抜くと、サイクロンジョーめがけて連射した。

ババババ・・・バキューン

サイクロンジョーはとっさに近くにあったテーブルの影に隠れた。テーブルにみごとな蜂の巣状の穴が開いた。フライマンは、銃を連射しながら近くのドアを蹴り破り廊下に転げ出た。そこは、豪華な赤い絨毯がひかれたホテルの廊下だった。

廊下にいた人々は、突然飛び出してきたフライマンにびっくりした。ちょうどドア前に居た惑星シトンの住民の老人と娘の2人がフライマンにぶつかりそうになった。フライマンは老人を突き飛ばすと足を銃で撃った。

バキューン

「きゃーーー!!!おばあちゃーん!!!」

娘は絶叫した。

フライマンは娘の手をつかむと、こめかみに銃口をあてた。

「この娘が死んでもいいのか?!」


(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.