Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


電光雷迅サンダーV(5)

朝日の昇ろうとする澄み渡った青い空に不思議な物体が現れた。

ここは、東京の国会議事堂前。

通りを歩く人々は不思議な物体を眺め指をさしている。

「なんだろう?」

ダイヤモンドのような菱形をした巨大な不気味な真っ黒な物体が空中に浮いている。

「怖いよーーー!」

子供達が泣き出した。

朝の通勤通学のあわただしい時刻に流れていた地デジのニュースが突然ぶっつりと切れてしまった。

急に画面が砂嵐になったかとおもうと、奇妙な服装の男が画面に現れた。なんと!赤い三角の目の所だけに穴の開いた先端がとがった頭巾を被っているのである。

「地球人の諸君。この地球は我がネオKKK(キラーキラーキラー=皆殺し団)の支配下に入った。今後は、宇宙神皇帝さまの家畜奴隷としてのみ生きることが許される。逆らった者には即刻死刑を与える。まずは手始めに地球で一番科学力の進んだ日本を属国とする。日本の政府は、今日の午後12時まで降伏せよ。国会議事堂に白旗をかかげるのだ。12時までに降伏しなければ怪力ロボットMS-068号が東京を破壊するだろう。逆らえば死あるのみだ。私は、ネオKKK総帥レッドK。」

これに対し日本政府は緊急の国会を開いて対策を練った。若槻総理は、非常事態宣言を発令したが、国会での結論は出なかった。

そして、期限の12時が来てしまったが返答が出来なかった。

「諸君は、家畜奴隷として生きる最後のチャンスを失った。降伏するまで、絶え間ない攻撃で女、子供、赤子まで皆殺しにしてくれようぞ!!!宇宙空母ブラックダイヤ始動だ!」

東京上空に現れた巨大な菱形をした物体は宇宙空母ブラックダイヤだった。その菱形の最低部が突然開いたかと思うと光線が地上に向かって発射され、光線の中から人間型ロボットが現れた。



(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権は千葉 広明に帰属します。)-♪(ノ⌒∇)ノ*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆。




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