秘密指令 紅響子 シリーズ プロローグ7
- カテゴリ:自作小説
- 2014/05/19 07:26:08
「君の活躍でミイラ男事件は解決したが、そのプロファイルは後日作成することにしよう。ところで、政府が300億円かけて制作した日本に1台しかないレッドローズSLの乗り心地はどうかね。」
カーテンの向こうの秘密指令G(ゴースト)の影が揺れている。
「そうね。乗り心地は最高よ。新しい秘密兵器がついたみたいだけどそれはどうかしら。」
「政府の最高の科学技術班が頭脳を結集した秘密兵器を日々追加しているからね。今度のは、名付けて爆撃ランチャー。レッドローズSLから小型ミサイルが発射出来る。対装甲車や車の足止めなどに使えるだろう。」
「使えそうな武器ね。でも操縦者の技術が一番大切だけどね。」
「響子くん。君を選んだのは、探偵をしているからばかりではないんだ。我々政府の調査で君が候補に挙がったのは、人並み外れた運動神経と正義感を持っているし、君の片車輪走行の腕は超一流で、細いロープの上さえ渡れる走行技術を見たからなんだ。」
「私は、弱い者がいじめられていると我慢出来ないわ。学生の時に、母子家庭の母親が内職をしてやっともらったお金を子供にくれたわずかなお小遣いをワルガキどもに恐喝されそうになった同級生を助けてから、愛だけでは何も出来ず、守る力を持たないと人間は駄目という事を思い知ったわ。その時、ワルガキ数人を完膚なきまでにこてんぱんにのしてやったの。」
「響子くん。君らしいね。世の中には年寄りから詐欺でお金をだまし取るやからや、また逆に貧乏な人を虐げる金持ち、万引きを楽しみでやるやから、強盗殺人犯、数えたらきりがない悪人がいるが、そんな中で真面目に優しくけなげに生きている人々を守るのが君の仕事だ。悪人どもをばったばったと退治して欲しい。」
「生まれつきの宿命ね・・・。」
「それと、科学技術班が制作したそのバイクスーツだが、防弾チョッキに使われるケブラー素材を更に強化し弾丸にも強くなっているが夏は暑くないかね。」
「これの方が涼しい位よ。」
「そうか。宇宙服に使われる素材を改良して熱を外に放射し外の熱気は断熱する効果があると報告を受けてはいるが、そうなんだな。科学技術班が開発した薔薇鞭と胸の赤い薔薇も活用して頑張ってもらいたい。」
「さて、本題の今回の用件だが、すごい難事件が発生して君に行ってもらいたいのだ。」
天から舞い込んだ事件で、とてつもない犯人との対決が待ちかまえている。
野に咲く可憐な薔薇一輪、紅探偵の冒険談はここから始まる。
¶ 秘密指令 紅響子 プロローグミイラ男事件 完 有難う御座いました ¶
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すっごい分かりますヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
気づいたら、もう次の日でしたってね(;´Д`)
昔話60話もΣ(゚Д゚)ある意味凄いですね(๑•̀ㅁ•́๑)
私も見てみたかったですヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
読んでくれてありがとう。
ファンが出来て嬉しいです(*^^)v
将来、本になったら、また読んで下さいね<(_ _)>ペコリ
紅響子さん、素敵!!
すっかりフアンになっちゃいました♪
続編、楽しみにお待ちしていますね✾“ヽ(。◠‿◠。)ノ”✾