Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


蝦蟇丸地雷也変化✡がままるじらいやへんげ(5)

大蛇に変身した大蛇丸は、コブラの様に頭をもたげて舌をちょろちょろ出している。

陽炎と木霊はあとずさりした。

「忍法!影しばり!」

大蛇丸のまなこが赤く光った。

陽炎と木霊は赤く光るまなこを見てしまった。その瞬間、体が動かない。

ーしまった!このままではやられてしまう!ー

陽炎と木霊は、体を動かそうとしたが、しばりつけられたように動けない。

大蛇丸は勝ち誇ったように、陽炎と木霊にじりじりと近づいて行く。

シューーー

大蛇丸が舌を鳴らしながら、陽炎と木霊を食べようとした。

その時、無数の蛙が大蛇丸に飛び掛かった。

「うぉーーー!」

大蛇丸は目をふさがれて、後ろに跳び退った。

「3代目蝦蟇丸、推参!」

頭に蝦蟇の仮面をかぶった男が現れた。

「お頭!」

陽炎と木霊が同時に叫んだ。



(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権は千葉広明プロダクションに帰属します。)




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