近くに
- カテゴリ:30代以上
- 2018/10/26 18:16:22
母方の祖父祖母が眠る墓のまわりには、
植木畑が広がっているそれは今も変わらない。
変わったのは、私。
出荷を待つ苗木や幼木は、
そもそも人の手によって植えられた樹木がつづく林だ。
子供の頃の私は森歩きが好きだったので、
チョットした森林ロードを散歩感覚でよく歩いた。
ここは、人の出入りは自由だったので。
枝葉が茂っていても、どこか穏やかで気が抜けている。
育ち過ぎないように、手をくわえられているからだろう。
原生林のように野放図ではなく、
そこに迷いこんでも生命力の脅威や密度を感じることはない。
うっそうとしていても、実は人家と隣り合う樹たち。
人の営みとかかわりながら暮らす鳥や虫たちもいる。
樹木希林さんに繋がってるしまって。
あんなに素晴らしい生き方できる方は凄いです。
あくまで緩やかで手をくわえないで欲しい。