こないだの飲み会以来、行ってなかったきっちゃ店。
夕食がてらビールを飲んでいると、後ろから甘い香り。
こないだのシマウマのご婦人だ、別にシマウマではないのだけれど。
あのティシャツの印象がやたら強くて、
マスターもそのティシャツを来ていない夫人にゼブラさんなんて言ってる。
そして忘れられないその声、...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
こないだの飲み会以来、行ってなかったきっちゃ店。
夕食がてらビールを飲んでいると、後ろから甘い香り。
こないだのシマウマのご婦人だ、別にシマウマではないのだけれど。
あのティシャツの印象がやたら強くて、
マスターもそのティシャツを来ていない夫人にゼブラさんなんて言ってる。
そして忘れられないその声、...
ある日の夜のこと、
気がついたら私の背中に花が咲いていた。
二、三日前からつぼみができていたことに気づいてた。
すぐに消えるだろうと知らん顔していた、
だんだん痛くなって裸で眠った夜についに花になった。
うつぶせに眠っていた丑三つ時、
その甘い匂いに息がつまり目が覚めた。
頭ぐらいある大きな不思議な...
毎日さりげなく使っている食卓用品、
メニューや食材の色あいによって食器の色あいを変えてみるのも楽しい。
人は食べ物には貪欲になる。
食べるものによって箸やフォークも変える楽しさがある、
ではさらに毎日の食事を心地よくするためには。
まずデザイン。
カタチがイイだけで無条件に美味しそうに見える、
食事...
「眠れないまま朝を迎えたことある」
ほとんどそんな事はない、
いつものきっちゃ店今日のランチはハンバーク定食。
苦いコーヒーを胃に流し込んで頭どころか胃も痛くなり、
「俺って・・おわってる」
何て呪文のように繰り返しているマスター。
それ病気じゃん、そんな時は必ず星降りの森の話をしてあげる。
特に...
眠り過ぎた昼寝の後
薄闇のなかで時間を失う
とりあえず月を探そう
窓を開ける前に心の準備が必要だ
世界が終わっていても驚いたりしないように
たとえばこの部屋の静寂と
この世の終わりに違いがあるのだろうか
五時の放送が聞こえた
少なくとも放送塔の存在が証明された
500円玉を持ってコンビニに行く
...