大昔、
まだ恐竜が元気だった頃、
私はどこにいたのでしょう。
ある人は、
君はどこにもいなかったという。
ある人は、
たぶん君も僕も恐竜だったょという。
草食だったと思うけど・・・といいました。
遠い未来、
私はどこにいるのでしょう。
ある人は、
とっくに消えているょという。
別の日には、
地球さえ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
大昔、
まだ恐竜が元気だった頃、
私はどこにいたのでしょう。
ある人は、
君はどこにもいなかったという。
ある人は、
たぶん君も僕も恐竜だったょという。
草食だったと思うけど・・・といいました。
遠い未来、
私はどこにいるのでしょう。
ある人は、
とっくに消えているょという。
別の日には、
地球さえ...
今宵もいそいそと、あの一杯を求めてあの店へ。
いつもの席にいつものメンバーがいる、
この店はメインがお酒という店ではないため、
日曜日でもお酒が飲めるし馬鹿が集まってる。
深い森に月が手招きしてメンバーを呼ぶのだ、
と言っても勝手の言っているだけなので呼び名はその時で変わる。
さてさて今宵の私のコー...
鼻をちかづけると清々しい柏の葉の香りがする。
それは、初夏の香り。
青々とした肉厚の葉をそっとめくると、
まっ白なお餅が姿をあらわす。
五月の青空に浮かぶ雲のようだ、
菖蒲の花が咲く風景。
五月人形のまわりで遊ぶ子供たち、
青い空で泳ぐ鯉幟。
爽やかな季節の映像がうかんでくる、
でも美味しい物はいつ...
私のそばにはいつも、一組のトランプが置いてある。
手品かって・・・、ちゃうやん。
私はそのトランプを持ち、一枚のカード引き当てる。
やっぱりそうじゃん・・・、違う手羽さき。
カード占いみたいなものだ、たまになんだけど。
それが力のないカードでも、がっかりはしない。
次の瞬間には、
誰にも負けない強い...