ある朝、私は目覚めると何か不思議な感じがした。それは、手がしびれていたのだ。ただ単に寝相が悪くて、腕に負担をかけていたのだ。一瞬でも、体に何か不可思議なものが点いているかのような、そんなことを感じたことはないだろうか。それも、ひとつの変身。いちばん簡単な変身、それは毎日着る服である。目的に合わせて、...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（5）
-
✪マークは作り話でし
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
サルトリイバラとは、ルリタテハと呼ばれる蝶の幼虫の食べ物だ。幼い頃、叔母の家の近くの林道に銀の実らしきものが生っていた。叔母言わく手に触れることにより、銀色になるのだと教えられた。鉱物の銀ではなく雪景色を銀世界と言い、朝露の光るのを銀露というような仮想の銀である。その辺は面白おかしく話してくれてのだ...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（4）
-
月食を眺めてました、さしずめ神秘的な夜。ため息が切れてナミダアメ、きれいだ。瞳の中の夜明け、私の中の宇宙。二人の間の小さな黄色い月、あなたの心の中の小さな太陽。頬に冷たい風、思い出だけが空回り。こんな夜は一人じゃ寂しすぎる、会いに来てくれるね。この僕に。
- いいね♪
- コメントを見る・書く（8）
-
