ファイブスターズ(仮)5-1
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/06/06 11:21:40
この物語は、剣の世界の
そして、知られざる地での、冒険者達の戦いの記録である。
『クリルの教え』事件から一月余りが過ぎた頃。
イルミナの象徴ともいえる建物の一つ。
『三角塔』とも『賢者の学院』とも呼ばれる、魔術師ギルドの一室で、
一人の黒いローブを纏った老人が、たった今己が作り上げた品を高...
ニコッとタウンにあるキラキラを何処で手に入れたかの(ほぼ毎日)報告。あと、ニコッと関連の話をいくつか。
この物語は、剣の世界の
そして、知られざる地での、冒険者達の戦いの記録である。
『クリルの教え』事件から一月余りが過ぎた頃。
イルミナの象徴ともいえる建物の一つ。
『三角塔』とも『賢者の学院』とも呼ばれる、魔術師ギルドの一室で、
一人の黒いローブを纏った老人が、たった今己が作り上げた品を高...
「言ったはずですよ。私は訳ありだと」
一行の目線を一身に受けてエルシアは苦笑した。
「ちちっ…!?」
つい余計な事を口走りかけた彼は慌てて下を向いた。
(父上達がユーリアにあんな仕打ちをしなければ、私もこんな事はしなかったのに…)
心の中で呟くエルシアの表情には苦悩の色が...
注意・この物語は現実世界とは異なるフィクションです。
飲酒(禁煙)は二十歳になってから。
オジサンとの約束だぞ。
ファリシア達が『クリルの教え』事件の報告を終え、ファリス神殿を後にした時、
「そうだ!折角だから皆で一杯やろうぜッ!」
「さんせーい♪」
チャーリーの一声に、リルルもヒラリと一回りして...
「…まさかそこまで深刻な事になってたとは…」
ファリス神殿へ帰還し、一行を迎えたのは、マザー・フレイアであった。
事の顛末を報告する為、「特別に」と、ファリシア達は、
イルミナ・ファリス神殿の最高司祭であるフレイアとの面会を許された。
彼女の部屋は、かのクリルと似てはい...
「くたばれ!似非教祖ッ!」
チャーリーは盾を捨て、両手で渾身の力を込めた一撃をクリルに与える。
「グハッ!?」
鎖鎧であるにもかかわらず、クリルが受けた衝撃はあまりにも大きかった。
だが。
次の瞬間には不気味な笑みを浮かべ、暗黒語を唱えだす。
「いけない!その呪文はっ!」
「もう遅い!我が神ファラリ...
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