耳を澄ましてみると、かすかに鳥の声が聞こえる。外は心地よい日差しが散歩気分をそそるから、いつものパン屋さんにおでかけ。昼のぶんもとクリームパンとコーヒー牛乳を買う、パンを包むクラフト紙のつぎにロウ紙が出てくる。ロウ紙が陽にゆらぎ、私の膝にぼんやりとした光の輪ができた。薄日に変わった、地面の小石の影が...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
耳を澄ましてみると、かすかに鳥の声が聞こえる。外は心地よい日差しが散歩気分をそそるから、いつものパン屋さんにおでかけ。昼のぶんもとクリームパンとコーヒー牛乳を買う、パンを包むクラフト紙のつぎにロウ紙が出てくる。ロウ紙が陽にゆらぎ、私の膝にぼんやりとした光の輪ができた。薄日に変わった、地面の小石の影が...
時はもうすっかり夕方、おもむろに草一がつけてくれたチャイムがなる。こんな時間に来客は珍しい、扉を開けるとそこにはドリトル先生のような服を着た、見覚えのない紳士がいた。どうしてドリトル先生の服かというと、それまでその本を読んでいて頭の中にボタンという文字が残っていたからだ。物語にもよるのだがドリトル先...
自分以外のものを愛することは、結局、自分自身を知ることに他ならない。自分自身を知ってもなお、他者の不在を痛感するのなら、その者こそが自分にとって必要な他者。自分の欠けた一部であろう。
知らない人から好かれるのは嫌だけど、顔を見て考え直した。好きな顔だったから。顔って何だろう、顔の力ってあると思う。強いと思ってた意志も、ついふらふらとぐらりとゆれる。・・・・こんなことから人生って、狂っていくのかな~~~~(*ノωノ) 。
何やら珍しい菓子が送られてきた、金花糖と呼んでいた菓子である。砂糖を水でとき、型に流し込んで白く固める。鯛焼のようにふたつをはりあわせ、食紅などでピンクや緑の色をさす。中は空洞で尾かしらつきの鯛や招き猫、ハマグリやお神酒徳利などのめでたづくしである。中にはハイハイする赤ん坊をかたどったものもあった、...