夜 虫の音に
そっと耳を澄ましてみる
確かに夏の夜と静けさが違う
空には今日も月が出ている
優しい光を放している
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
夜 虫の音に
そっと耳を澄ましてみる
確かに夏の夜と静けさが違う
空には今日も月が出ている
優しい光を放している
私が求めようとしているものは、
新しい未来か。
それとも、
無くした昨日か。
いったい、
どっちだろう。
自動販売機の前、
欲しいものと違うボタンを押した今。
ふと、
私はそんな事を考えた。
何世紀も夢想し、
ついに宇宙に浮かび上がった。
浮かんでみると、
そこはどこもかしこも絶景で自由自在。
実にすばらしい。
浮かんでみると、
そこはひっそりとしてがらんどう実にすばらしい。
しかし急に今日、
杏仁豆腐が食べたくなった。
テレビが見たくなった。
草花に水をやりたくなった。
横丁の店のみた...
大きなクジラが泳いでいる海に行くための、
ツァーが組まれました。
大人気なのでとれるかどうか・・・・。
旅行会社の人がそう言うと、
どうしても行ってみたくなる。
パンフレットを握りしめて、
潮風に吹かれながら甲板に立つ私をうっとり想像している。
そんな夢を見ました。
起きてからも奇妙なほど鮮明に、
...
私はまたこの店に来てしまった、
何とも風変りなこの店に。
「いらっしゃいませ、お気に召すままどうぞごゆっくり」
店主も変わっている、白髪なのに肌はツルツルしている。
私はたずねた、
「よく耳にするのですけど見たことのないものなんです」
「ほほ・・・それはどのようなものでしょう」
それは腹時計である。...