バス停と私のアパートの中間にビールの自動販売機がある。
以前私は、仕事の帰りに必ず2本の缶ビールを買った。
一本は私もう一本は彼女が飲んだ、
とても楽しいいっぱいだった。
6カ月前その彼女が部屋を出て行った、
だから今は一本だけだ。
今日も暑い、こんな日はビールが美味い。
のどを鳴らしながら胃袋に吸...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
バス停と私のアパートの中間にビールの自動販売機がある。
以前私は、仕事の帰りに必ず2本の缶ビールを買った。
一本は私もう一本は彼女が飲んだ、
とても楽しいいっぱいだった。
6カ月前その彼女が部屋を出て行った、
だから今は一本だけだ。
今日も暑い、こんな日はビールが美味い。
のどを鳴らしながら胃袋に吸...
このまま何もかも放り投げて
どこか遠くへ行っちゃう ?
たまにはサボりもありでしょぅ ?
だけどそれが中々出来ないんだょナ~~~
でもね
そういうまじめな君が大好きだょ
北風が冷たく、空を見ればどんよりとした雲。
ポツポツと雨が落ちてきた、雪に変わりそうな寒さだ。
作造は一軒のお宅の前に立ち、
緊張した趣で軽く咳払いをしてからそのドアのチャイムを押した。
カンコンと遠くから音がする、
作造の手には紫の大きな風呂敷包みが抱えられている。
手土産である。
玄関を開けて...
今夜は満月か~、
秋も深まった月曜日の黄昏時にクマ代さんが訪ねてきた。
心地よい風に吹かれながら月明かりを見るのも乙なもの、
暑くもなく寒くもないこの季節が一番好きだ。
家を出て少し歩くと、
土手の上を涼やかな調子でこちらに向かうクマ代さんの姿が見えた。
時刻は黄昏時である、
しかし、いかに黄昏時...
今年はアジサイの咲くのが遅い、
日曜の午後は決まって庭木の手入れだ。
とにかく私は何事においても、マメな性分なのだ。
今日も決まって庭木に水をやろうとしていると、
つつじの低い垣根越しにトコトコと歩いてくるクマ代さんの頭が見えた。
クマ代さんの姿が裏に消え、続いて木戸を開ける音がして、
しばらくして...