人知れずあなたに、
思いを馳せる癖があり。
何を見ても、
それが。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
毎朝の習慣になっていた散歩では、
形あるままに枯れてしまった草や木やすべてが、
人ひとりの隙間を残して、
つめたくひろがっているのを見ることができる。
うっすらと降り積るであろう落ち葉たち、
時折さす光はくぼみを目指す。
いま初めての行動をすでに何度も考え、
予想した意識のもとに始める。
はじめての...
もっとずっと一緒にいたかった、
まだ聞いてないことが、
たくさんあるような気がする。
そして、あなたに出会うまでは孤独だったと。