野茨とも。
とにかく野薔薇と書く文字の美しさに惹かれている。
小川未明の同名の童話にも登場する、
小さな白いバラのことで、
ゲーテの詩シューベルトやウェルナーの曲で、
有名なHEIDEN ROSLEINの野ばらとは別のばらだ。
野ばらの果は漢方では利尿薬に、
西欧ではローズヒップと呼び、
風邪薬にす...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
野茨とも。
とにかく野薔薇と書く文字の美しさに惹かれている。
小川未明の同名の童話にも登場する、
小さな白いバラのことで、
ゲーテの詩シューベルトやウェルナーの曲で、
有名なHEIDEN ROSLEINの野ばらとは別のばらだ。
野ばらの果は漢方では利尿薬に、
西欧ではローズヒップと呼び、
風邪薬にす...
午后1時、
なんとも古めかしいクーペが玄関に横付けされた。
今ではほとんど見かけない117クーペである、
悪友が父から譲り受けた車で今でも乗り続けている。
かれこれ40年前位にはなるのだろうかこの車、
デザイナーはかの有名なジウジアローである。
私もこの車は好きだ、
今の車にはないわびさびみたいなも...
星が見たくなったので、
埠頭で一番高いツインタワーへ昇ることにした。
円柱型のそっくり同じ形のビルディング、
どちらにもパノラマ展望台がある。
最上階からの夜の夜景と夜空、
透き通った硝子の天蓋でセルロイドのような月や星を眺めた。
月は半透明の硝子のように透けて、
すっすらと夜天を透かしている。
毎朝の習慣になっていた散歩では、
形あるままに枯れてしまった草や木やすべてが、
人ひとりの隙間を残して、
つめたくひろがっているのを見ることができる。
うっすらと降り積るであろう落ち葉たち、
時折さす光はくぼみを目指す。
いま初めての行動をすでに何度も考え、
予想した意識のもとに始める。
はじめての...