✪ アイロン・マスター
- カテゴリ: 30代以上
- 2014/11/26 20:15:46
その人は、しわを見るとやって来る。
しわひとつない、真っ白なシーツ。
それに、しわを寄せてしまうのも人間なら、
ふたたび、しわひとつなく伸ばすことが出来るのも、
また人間です。
しわは、また、人の顔やら脳にまで刻まれ、
つるつるとした無知に、深みと貫禄とを刻み込みます。
深みは欲しい。
しかし、しわ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
その人は、しわを見るとやって来る。
しわひとつない、真っ白なシーツ。
それに、しわを寄せてしまうのも人間なら、
ふたたび、しわひとつなく伸ばすことが出来るのも、
また人間です。
しわは、また、人の顔やら脳にまで刻まれ、
つるつるとした無知に、深みと貫禄とを刻み込みます。
深みは欲しい。
しかし、しわ...
どうしようかと迷うこと、
小さな期待と大きな不安。
何もかもはっきりとよくわからないからといいってこともある。
迷って迷って、
最後に心の決めたところへ行けばいい。
マーブル状に入り組んだ心模様が、
透き通るように見える。
どうしてこんなにあやふやな気持ちになってしまうんだろう。
〇月✕日木曜日。
昨日のこと、
あの大きなカバ男・小さな白い枕を集めてる男に。
ちょいと面白いことを教えてもらった。
「もしあなたが何かを思い出したいのなら、
ライフでデルデル・シュガーをためしてみるといいょ」
ライフとはカルデラ村の名称なのだが、
デルデル・シュガーとはいかがなるものなのか。
私は...
見つめ合った時間だけひとりの時間が深くなるなら、
この今の時間は、
あなたと共有している時間は、
いったい誰の時間だろう。
私たちの時間は私のもので、
あなたのものでなくて、
恋のものだ。
その恋を失ったときに、
私の中で失ってしまう時間というものを覚悟しなければ、
今あなたの口からぼれる愛の誓いに...
母の実家を訪れる、ここは生垣をめぐらした家が多い。
以前にも書いたけれど、ここに来るとまた書きたくなる花の名前。
昔のように桑の実や夏茱萸をこっそり味わうことのできる、
唯一の場所かも知れない。
面白い花が多いので、花ぬすびとが多かったそうだ。
私の好きな花、
古めかしく大きな家の庭に見事な凌霄花が...