縁日のお土産だと言って、友達がおこしを持ってきた。
毎度おこしやすの、おこしではない。
食べ物のほうだ、
粔籹とは米や粟などを煎って蜜と混ぜたものである。
こんなの売っているんだと驚いた、
だがそれにしても見れば見るほど妙な字を書く。
これだけを示されてすぐにおこしと読める人は、
かなり通の人である...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
縁日のお土産だと言って、友達がおこしを持ってきた。
毎度おこしやすの、おこしではない。
食べ物のほうだ、
粔籹とは米や粟などを煎って蜜と混ぜたものである。
こんなの売っているんだと驚いた、
だがそれにしても見れば見るほど妙な字を書く。
これだけを示されてすぐにおこしと読める人は、
かなり通の人である...
まだまだ暑い アイス食いて~
子供達のラジオ体操 寝てるし
道路に散水車 私にもかけてくれ~
青い空に白い雲 綿あめみたい
そうだ 今週末 近くで縁日やん いくでし
よく晴れは休日の空、みたいな水色。
元気がぎゅっと詰まったような、
夕焼けのオレンジ色。
誰にでも優しい思い出の、
ふわりとやさしいたまご色。
人はみな、それぞれ自分の「色」を持っています。
それは個性とかカラーと呼ばれるもので、
誰の心の中にもひとつはベースとなる色があるような気がします。
人と人...
人は誰でも荷物を持っていて、
その荷物を捨てるわけにはいかない。
一生、
それを持って歩かなければならない。
たとえば、
自分の躰が荷物だし、
自分の周りの人たちも荷物になる。
重いからといって捨てることは簡単だが、
それを背負っていくことが人間としての生き方かも知れない。
久々に悪友からの電話で呼び出された、
私もそうだがこいつもかなり変わっている。
だから遊びに行くのは楽しいのだ、
その家もまた独特なのでおもしろい。
手土産は千疋屋でメロンババロアを選択、
こいつの好物である。
街並みはそんなに変わってない、
悪友の家も外観は昔のままだ。
部屋に通されると、そこは書...