私はうつぶせに寝転んで草の匂いを嗅いだ
原っぱの青い香りはアニスの匂いがした
あなたに会えてうれしいと思った
確かに思った
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
私はうつぶせに寝転んで草の匂いを嗅いだ
原っぱの青い香りはアニスの匂いがした
あなたに会えてうれしいと思った
確かに思った
「ねえ、キスしていい?」
こちらを向いて彼女は突然言った。
「どうして ?」
「理由がいるわけ ?」
「うんん」
僕らは軽くキスをした。
「もしかして、歴史が必要 ?」
「うんん」
やっぱり場所なんて、どうだっていいと少し信じられるようになる。
「じゃあ、空気が必要 ?」
「それは、いるかも」
彼女...
星屑から作られたリップクリーム、
その名もスターダスト・リップクリーム。
ここでしか手に入らない一品です。
無色透明・無香の軟膏をうっすら唇に塗っておくだけで、
吸込む夜の空気が驚くばかりの爽やかさをまし、
まるで宇宙が自分の身の内に広がっていくような、
不思議な感覚を味わうことが出来るクリームなの...
たとえばひとつ歳を重ねるごとに、
心に思い浮かべる思いや願いがあります。
それはやってみたいことだったり、
なりたいものだったり、
自分の夢や目標。
希望と呼ばれるものたち。
そして、
それぞれの思いを確実にするために。
これからの自分につなげていくために大切なのは、
思いを残さないこと。