昨日も酔いどれてしまった、
そしてまた変態大人子供の話でもしましょう。
こないだ何かを作れるかといった話題に、
私ならラジオが作れると大きく出た奴がいた。
しかし、それも当然のことながらパーツは出来合いのもので、
組み上げるだけなのだけど。
それでもたいしたものである私なんてプラモデルは出来るけど、...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
昨日も酔いどれてしまった、
そしてまた変態大人子供の話でもしましょう。
こないだ何かを作れるかといった話題に、
私ならラジオが作れると大きく出た奴がいた。
しかし、それも当然のことながらパーツは出来合いのもので、
組み上げるだけなのだけど。
それでもたいしたものである私なんてプラモデルは出来るけど、...
はずかしくて
手をつなげないょ…
でも
離れたくないから
服の先っちょを持ってるの
「・・・・・・・・」
これでも
けっこう
幸せなんです
広い国道のいちばん外側の車線を、
鮮やかな赤いランプをつけたタクシーがゆっくりと走ってくる。
今夜も仕事で遅くなってしまった時計を見ると、
買ったばかりのデジタルの腕時計は26時を表示している。
「ハァーなんだょこの時計壊れたか ? 」
そんな時間がわからないまま手をあげてタクシーを待つ。
タクシー...
小さな光の粒が散りばめられた夜空の中に、
やさしい光に包まれた月。
ネオンがチカチカしている街の隅っこで、
目を細めて月を見上げる猫。
少し前なら、
どちらも見えていた光景。
今宵の月の形も色も、
野良の毛色やご機嫌も。
少し前なら、
たしかに見えていたはずなのに。