君は意気地なしだ
永遠と言う言葉を口にできないなんて
この先
100年も続けられない僕たちなのに
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
買い物袋を胸に抱いて家に向かう、
袋の中には今晩の鍋の具材が入っている。
野菜・魚・肉・その他色々だ、
量はさすがにひとりだけにほどほどだ。
おっと、大根を忘れたので戻ることにする。
この時期の大根はスジがなくなり、
あまみとみずみずしさが増す。
今夜はワインにするため、
ショップの店員さんに流行の...
父が子供のころ銀座には、路面電車が走っていた。
敷石は御影石が敷き詰められていた。
電車から窓の外を見ると西欧風の胸飾りや破風にアカンサスという、
植物を様式化した柱頭が並んでいるのが見えたという。
それら石造りの建物は、
子供の目には途方もなく大きく見えたという。
京橋から日本橋に向かう辺りの、
...