午後の一刻、何もしたくない。
私は気まぐれで選んだ本を片手に、近所のカフェに行く。
誰も待たせていないし、誰もまたない時間。
自分だけの刻がゆっくりと流れる。
「サファイヤは、君の色だね」
と言った彼の言葉が気まぐれで選んだ本の行間にふっと浮かび上がる。
彼の言葉か・・・、私はふぃに出会いについて考...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
午後の一刻、何もしたくない。
私は気まぐれで選んだ本を片手に、近所のカフェに行く。
誰も待たせていないし、誰もまたない時間。
自分だけの刻がゆっくりと流れる。
「サファイヤは、君の色だね」
と言った彼の言葉が気まぐれで選んだ本の行間にふっと浮かび上がる。
彼の言葉か・・・、私はふぃに出会いについて考...
暗闇に迷い込み 手探りで謎解き
行先も見えずに 立ち止まる
見えない壁の向こうに 君が手を伸ばしてる
変わっていく 溺れていく 君はもう抜け出せない
止められない衝動 沈ませてそっと
強く強く抱きしめ 重ねた唇
壊れていく 溺れていく 君はもう抜け出せない
いつもの席・・先客がいるではないか、
私の指定席なのに(勝手に決めている)。
後ろに立って咳払いをしする「ウォフフフフフォン!!」
気にしないでしゃべり続ける客に頭にきた私は次に行動に出る。
「あ !! 千円札が落ちている・・・」
「えー! どこどこ ? 」
と、立った瞬間するりと私はその席に座った...
今日は久々に友達と電話で話した、
友達・親友かあいっは。
「今年はとびきり寒い冬がやってくるぞ」
そう言って去年買ったダウンジャケットの話になった。
「お前はいつも言ってたじゃん、寒さは気力と辛抱で乗り切ればいいって」
「そんな化石みたいなこといつまでも覚えてんじゃないョ、
今は服もハイテクの時代な...
スカートの裾をひるがえして吹きすぎる風に、
ほんの少し秋の気配を感じる黄昏時。
恋人が欲しいと胸を締め付けられるのは、
そんな時。
季節が変わった。
夫がいるけど、彼は恋人ではない。
結婚して数カ月もたつと、恋人であることを止めてしまった男がいる。
釣った魚にエサはやらないと言ってはばからないし、
...